【一夜限定公開】お支払いは、『愛』でよろしいでしょうか?
愛に見返りを求める現代から。
「好き」の数だけ「いいね」を欲しがる僕らだから。
差し出した優しさに、きっちり利子をつけちゃう毎日だから。
君にあげた言葉の分だけ、僕も言葉が欲しい。
君に注いだ時間の分だけ、僕も特別になりたい。
損したくない。
傷つきたくない。
空っぽのグラスを差し出して、誰かが満たしてくれるのを待っている。
炭酸の泡は、弾ける瞬間に「ここにいたよ」って叫ぶ。
でも、消えた後には何も残らない。
僕らの愛も、そんな風に刹那的な取引になっていないかな。
「これだけしたのに」という溜息から。
「あの子の方が得してる」という嫉妬から。
計算機を叩きながら抱き合う、不器用な夜。
ねぇ、いつになったら僕らは、
ただの「あげる」を、愛だと呼べるようになるんだろう。
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