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魔族です。今から魔王ぶっ飛ばしま〜すwww

#1

#1 魔王城侵入しま〜す。

パーマ「来ちゃったよ。」

ボブ「来ちゃったな。」


パーマ「で、どこ行くんだっけ。」

ボブ「目の前にあるのは何でしょう。」

パーマ「,,,魔王城だねぇ。」

ボブ「正解です。」




パーマ「え本当に行くの。」

ボブ「まず魔王の部屋を探すぞ。」

パーマ「 本 当 に !?」


ボブ「今は真夜中だ。さすがに寝てるだろ。」

パーマ「バレたらどうすんの。」

ボブ「逃げるに決まってるだろ。」

パーマ「なんでも決まってるやん。」

ボブ「ボク天才なんで。」


空は真っ暗なのに、ここはなぜか明るく感じる。
魔王城があるからだろうか。
月夜に[漢字]輝[/漢字][ふりがな]かがや[/ふりがな]く城はまるで魔族のみんなを照らす光。
なんて美しいのだろう。
[漢字]今宵[/漢字][ふりがな]こよい[/ふりがな]、この神々しい城に、似つかわしくない[漢字]不届[/漢字][ふりがな]ふとど[/ふりがな]き者が我が門の目の前にいるとは、とても信じられない。


パーマ「門番いなくね?」

ボブ「お、開いてんじゃぁん。」

ギイィィィィガガガ

パーマ「しぃぃ!!!静かにっ。」

ボブ「門に言えよ。」

パーマ「[漢字]幼稚園児[/漢字][ふりがな]よーちえんじ[/ふりがな]かっ。門は[漢字]喋[/漢字][ふりがな]しゃべ[/ふりがな]らないだろ。」

ガガガガッッ

ボブ「静かにしろっ静かにぃっ!!!」

パーマ「うるせぇよ。」

ガガッ,,,,,,

ボブ「よし、これくらい開けばいいな。」

パーマ「バレてないよな。」

ボブ「ってか、門から入るの?」

パーマ「今さら??」

ボブ「そこにチャイムがあるけど押さないぞ。」

パーマ「当たり前だろ。抜き足差し足だよ。」

ボブ「おうよ。じゃ、魔王城侵入しま〜す。」

ガチャァンッッ!!!!

ボブ「静かにぃっ!!!」


〈 うるせぇよ 〉


ボブ「ビビって声変わりしたのか?」

パーマ「何でだよ。」

ドアの目〈チッ。こんな夜中に何の用だ。クソガキ。〉

パーマ「通りで門番がいないわけだ。[漢字]悪趣味[/漢字][ふりがな]あくしゅみ[/ふりがな]な魔法だぜ。」

ボブ「お前こそ何の用だ。ちゃんと門から入ってやっただろ。」

ドアの目〈友達の家じゃねぇんだぞ。遊びに来たんならとっとと帰りやがれ。今なら魔王様たちに黙っておいてやる。〉

ボブ「さんきゅー。絶対言うなよ。パーマ行くぞ。」

パーマ「よっしゃ。」

ドアの目〈は!?おい待てよ!!おい!!,,,クッソォ。だから嫌だって言ったんだ!ショォトォォ〜〉






パーマ「なんか流れで付いてきちゃった。」

ボブ「見たところ、魔王たちに知らせる[漢字]機能[/漢字][ふりがな]きのう[/ふりがな]はなさそうだ。ただの[漢字]脅[/漢字][ふりがな]おど[/ふりがな]し魔法だな。」

パーマ「お前魔法分かんの?すご。」

ボブ「お前舐めんなよ。[漢字]底辺[/漢字][ふりがな]ていへん[/ふりがな]のザコ魔族でも、魔術族の友達一人くらい簡単に作れるんだよ。」

パーマ「お前フレンドリーだもんな。」

ゴキブリが家に入ってきた気分だ。
私が5分もかけて作った[漢字]高貴[/漢字][ふりがな]こうき[/ふりがな]なカーペットを、
その汚らしい足で踏む音が聞こえてくる。
[漢字]下級部下[/漢字][ふりがな]ゴロツキ[/ふりがな]どもに同じくすばしっこいクソガキならば、
用意したゴキブリホイホイにもすぐ捕まるだろう。


ボブ「おい、こっちの部屋からなんかいい匂いするぞ。」

パーマ「罠に決まってるだろ。」

ボブ「お前が決めんな。」

パーマ「罠ってことにしとこうぜ。」

ボブ「いや、なんか良い予感がする。」

パーマ「幸せは歩いてこない。ラッキーは予感してたらラッキーじゃないんだよ。」

ボブ「じゃあ俺たちが歩いていかないとダメだな。」

パーマ「ちょ待てよぉ。俺もお前と捕まっとくよ。」

ボブ「米が[漢字]炊[/漢字][ふりがな]た[/ふりがな]いてあるぞ!デカい鍋もいい香り。」

パーマ「アホかよ。」

ボブ「お前は本当にノリが悪いな,,,,お、あった。」


パーマ「はぁ。知らねぇ家に[漢字]忍[/漢字][ふりがな]しの[/ふりがな]びこむのってこんなに怖いことなんだな。俺、夜ふかしとかこっそりラーメン食べることしかなかったからなぁ、あ、ラーメンあるやんけ。」

ボブ「,,,,」

パーマ「お前が好きな[漢字]味噌[/漢字][ふりがな]みそ[/ふりがな]じゃね?」

ボブ「,,,,ちょっと部屋の電気つけてくれ。暗くてよく見えん。」

パーマ「ふぁ?にゃに見てんじゃふぉまふぇ?」(モグモグモグ)

ジリリリリッッ!!!!

ゴキブリは無事捕まったようだ。
月明かりはまだ[漢字]眩[/漢字][ふりがな]まぶし[/ふりがな]い。
この美しい私の[漢字]城[/漢字][ふりがな]いえ[/ふりがな]はガキにはまだ早い。
本来なら少しの時間[漢字]囚[/漢字][ふりがな]とら[/ふりがな]えてやるものだが、
[漢字]低俗[/漢字][ふりがな]ていぞく[/ふりがな]な魔族の子どもというのは珍しい。
目を[漢字]瞑[/漢字][ふりがな]つむ[/ふりがな]ってやる。

ボブ「やべぇ。もうバレやがった。」

パーマ「お前のせいやんけ。」

ボブ「とりま、電気つけようぜ。外もドアも見えん。」


???「ほらよ。」

カチッ

パーマ「!?」

ボブ「うわ、眩しっ。」

???「なぁんや。ワイらと同じガキンチョやんけ。」

???「あれ、ボブ。」

???「なんや、ショォトはん。知り合いなんか。」

ショォト「まぁな。」

ボブ「あ、お前か。」

???「お前やない。ボクにはロングっていう立派な名前があるんや。」

ショォト「バカか。あたしだよ。」

ロング「あ、お前か。」

ショォト「あ??」

ロング「ごめん。なさい。」


パーマ「なになに知り合い?」

ボブ「友達。」

ロング「だってさ。どうしましょかね。」

ショォト「,,,,,何しに来たの、ボブ。」



ボブ「魔王を、ぶっ飛ばしに来た。」




漢字]生意気[/漢字][ふりがな]なまいき[/ふりがな]な子供だな。
やれやれ。
最近の魔族はこんな者しかいないのか。
まぁ、魔王城をどれだけ探し回ろうと、
魔王城の壁をぶっ飛そうと、
私はそこにはいない。
やりたいだけやればいいさ。
どうなっても知らんぞ。
ははははは。

作者メッセージ

1話 終わり。

2026/03/08 13:37

coshou
ID:≫ 35xEvsaVsLEw.
コメント

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