「よお」
玄関の天井にぶら下がってニタニタ笑うその女は……
…魔族だ。
軽快な足取りで床に降り立ったその魔族は、目を前髪で隠し、口には魔族特有の牙が生えていた。
「……あなた…」
「あぁ、あたしは魔族だよ」
「いや、それは分かるんですけど……なんで僕の家に…?」
「え。そこに家があったからだけど」
「いや、どっかの登山家みたいなこと言ってもダメです!帰ってください‼︎」
「はぁ〜、心が狭いな〜」
芳樹が馴れ馴れしい口調で話すその女に少し腹を立てていた時。
「キャアアアアアアアア‼︎」
「⁉︎」
人の悲鳴が聞こえた。外からだ。
「あ…ちょっと見に行ってきます」
「あーじゃああたしも行くか」
芳樹がドアを開け外を見ると。
「…!!?」
そこには、人が倒れていた。
それも、見るも無惨な姿にされて、だ。
首に赤い大きな棘のようなものを刺され、もう助かりそうにもなかった。
「え…な、なんで……」
「け、警察呼ばなきゃ…」
近くにいた人全員が動揺する中。
次に、芳樹と一緒に来ていた魔族はこう言った。
「……遅かった…!」
「…え」
それってどういう……
芳樹が聞こうとした時、芳樹や周りにいた人は、ある異変に気づいた。
「……なに…これ…⁉︎」
[中央寄せ][斜体]ー空が、燃えるような真っ赤な色に染まっていた。[/斜体][/中央寄せ]
「おい、お前!一旦家戻るぞ‼︎」
「あっ…は、はい」
[水平線]
家の前には警察が来て、現場を調べたり近くの人に話を聞いたりしていた。
そんな中、魔族は芳樹に深刻そうな顔で話していた。
「お前…名前はなんだ?」
「あ…雲川芳樹です」
「芳樹…あたしの名前はエメラルドって言うんだ。まあ聞いてくれ…」
エメラルドと名乗ったその魔族は、芳樹にこんなことを打ち明けた。
……昔、神・魔族・人間は、とても仲が良かったこと。
しかし人間は罪を犯し、神はそれに凄く怒り天界から追放して、ついでに気が立っていたのか魔族も一緒に追放したこと。
人間と魔族はそれぞれ、神に与えられた世界で数万年を生きたこと。
………そして。
「神は未だ醜さが消えず罪を犯し続ける人間を…消すことにしたんだ。空が赤いのは、おそらく神のうちの誰かの仕業だ」
玄関の天井にぶら下がってニタニタ笑うその女は……
…魔族だ。
軽快な足取りで床に降り立ったその魔族は、目を前髪で隠し、口には魔族特有の牙が生えていた。
「……あなた…」
「あぁ、あたしは魔族だよ」
「いや、それは分かるんですけど……なんで僕の家に…?」
「え。そこに家があったからだけど」
「いや、どっかの登山家みたいなこと言ってもダメです!帰ってください‼︎」
「はぁ〜、心が狭いな〜」
芳樹が馴れ馴れしい口調で話すその女に少し腹を立てていた時。
「キャアアアアアアアア‼︎」
「⁉︎」
人の悲鳴が聞こえた。外からだ。
「あ…ちょっと見に行ってきます」
「あーじゃああたしも行くか」
芳樹がドアを開け外を見ると。
「…!!?」
そこには、人が倒れていた。
それも、見るも無惨な姿にされて、だ。
首に赤い大きな棘のようなものを刺され、もう助かりそうにもなかった。
「え…な、なんで……」
「け、警察呼ばなきゃ…」
近くにいた人全員が動揺する中。
次に、芳樹と一緒に来ていた魔族はこう言った。
「……遅かった…!」
「…え」
それってどういう……
芳樹が聞こうとした時、芳樹や周りにいた人は、ある異変に気づいた。
「……なに…これ…⁉︎」
[中央寄せ][斜体]ー空が、燃えるような真っ赤な色に染まっていた。[/斜体][/中央寄せ]
「おい、お前!一旦家戻るぞ‼︎」
「あっ…は、はい」
[水平線]
家の前には警察が来て、現場を調べたり近くの人に話を聞いたりしていた。
そんな中、魔族は芳樹に深刻そうな顔で話していた。
「お前…名前はなんだ?」
「あ…雲川芳樹です」
「芳樹…あたしの名前はエメラルドって言うんだ。まあ聞いてくれ…」
エメラルドと名乗ったその魔族は、芳樹にこんなことを打ち明けた。
……昔、神・魔族・人間は、とても仲が良かったこと。
しかし人間は罪を犯し、神はそれに凄く怒り天界から追放して、ついでに気が立っていたのか魔族も一緒に追放したこと。
人間と魔族はそれぞれ、神に与えられた世界で数万年を生きたこと。
………そして。
「神は未だ醜さが消えず罪を犯し続ける人間を…消すことにしたんだ。空が赤いのは、おそらく神のうちの誰かの仕業だ」