翌日。すごい脱力感を抱き、私は学校へ行った。
もしかしたら優先輩は、ああ見えて美鈴先輩とヨリを戻したいのかもな。
そう思うと涙が出そうで…私はぎゅっと俯いた。
“……優先輩と近づけて、いつか付き合えるかもな〜…”
密かに考えていたその言葉。それはガラスのように砕け散る。
[水平線]
さすがにこんな状態で部活に行きたくはなかったが、行った。
楽器別練習。優先輩と2人きりで音楽室で練習する。
トロンボーンを私が吹いた瞬間、優先輩はぱぁっと笑顔になった。
「わぁ、季子さんうまくなったね!もう少しここをこうすれば……」
自分の演奏で、優先輩が笑顔になった。いつもはそれだけで嬉しいはずなのに。
…『美鈴先輩のことで笑顔になった優先輩』を考えてしまい胸が痛かった。
[水平線]
顧問の先生がある日、部員みんなに言った。
「……はい、お知らせです。この春川中は来週から入寮が決まっています」
私ははぁ…とため息をついた。
入寮。親からは離れる。嬉しいけど、不安だ。
それに、少しルールが特殊で部活ごとにルームメイトを決めるという。
「そこで、どうしても嫌ならいいんだけど…自分の友人1人と[太字][太字][太字]楽器が同じ人とルームメイトになる[/太字][/太字][/太字]という案で吹部はまとまったのでそれでいいでしょうか?」
それに心臓がドカーン!と衝撃を受け、バクバクと鼓動が早くなった。
優先輩と、ルームメイト?まじで?
あの元カノいた疑惑のショックが一気に晴れた。
放課後、優先輩は言った。
「季子さんが嫌ならやらないし、いいならルームメイトになる」
私は即「大丈夫です!なりましょう!」と言った。美鈴先輩のことが心に引っかかったけど。
優先輩は続けて言う。
「僕の友人は全員通学申請出しちゃってるから、もう1人は季子さんの友人でいいよ」
[水平線]
入寮の日。私は弥生と部屋に座り込んだ。
「荷物重かった〜……」
「うん。なんでこんなに遠いの…?」
「ははっ、2人ともお疲れ様」
部屋は3つあって、リビング、弥生と私の部屋、優先輩の部屋。あとは風呂。
弥生が小声で言ってきた。
「[太字]優先輩との関係の進歩を願うよ、季子[/太字]」
それを聞いた瞬間、私は恥ずかしさで床にバタッと倒れ込んだ。
もしかしたら優先輩は、ああ見えて美鈴先輩とヨリを戻したいのかもな。
そう思うと涙が出そうで…私はぎゅっと俯いた。
“……優先輩と近づけて、いつか付き合えるかもな〜…”
密かに考えていたその言葉。それはガラスのように砕け散る。
[水平線]
さすがにこんな状態で部活に行きたくはなかったが、行った。
楽器別練習。優先輩と2人きりで音楽室で練習する。
トロンボーンを私が吹いた瞬間、優先輩はぱぁっと笑顔になった。
「わぁ、季子さんうまくなったね!もう少しここをこうすれば……」
自分の演奏で、優先輩が笑顔になった。いつもはそれだけで嬉しいはずなのに。
…『美鈴先輩のことで笑顔になった優先輩』を考えてしまい胸が痛かった。
[水平線]
顧問の先生がある日、部員みんなに言った。
「……はい、お知らせです。この春川中は来週から入寮が決まっています」
私ははぁ…とため息をついた。
入寮。親からは離れる。嬉しいけど、不安だ。
それに、少しルールが特殊で部活ごとにルームメイトを決めるという。
「そこで、どうしても嫌ならいいんだけど…自分の友人1人と[太字][太字][太字]楽器が同じ人とルームメイトになる[/太字][/太字][/太字]という案で吹部はまとまったのでそれでいいでしょうか?」
それに心臓がドカーン!と衝撃を受け、バクバクと鼓動が早くなった。
優先輩と、ルームメイト?まじで?
あの元カノいた疑惑のショックが一気に晴れた。
放課後、優先輩は言った。
「季子さんが嫌ならやらないし、いいならルームメイトになる」
私は即「大丈夫です!なりましょう!」と言った。美鈴先輩のことが心に引っかかったけど。
優先輩は続けて言う。
「僕の友人は全員通学申請出しちゃってるから、もう1人は季子さんの友人でいいよ」
[水平線]
入寮の日。私は弥生と部屋に座り込んだ。
「荷物重かった〜……」
「うん。なんでこんなに遠いの…?」
「ははっ、2人ともお疲れ様」
部屋は3つあって、リビング、弥生と私の部屋、優先輩の部屋。あとは風呂。
弥生が小声で言ってきた。
「[太字]優先輩との関係の進歩を願うよ、季子[/太字]」
それを聞いた瞬間、私は恥ずかしさで床にバタッと倒れ込んだ。