「怖い、助けて、相棒さん——」
すると、目の前の空間が霧のようになり、消えた。
「え……」
目の前には、あの裏路地。と、中也と………太宰治と、見知らぬ少女。
「太宰さん、この方が青音さん?」
「そうだよ。休み中に呼び出してすまなかったね。じゃ、帰ろ」
「お、おい……あんたっ……」
「ん?」
太宰は振り向く。
元ポートマフィア幹部、現武装探偵社社員、太宰治……異能「人間失格」。
触れたものの異能を無効化する力である。ま、まさか。
「太宰が、あのトランプに触れて助けてくれた……?」
「そゆことだよ。チッ、あの助手はすっげえ賢いなぁ……」
中也はそう言い、太宰の隣にいる少女をチラリと睨む。
太宰の助手である探偵社員 塁乃有栖(るのありす) 。
すごく賢くて、太宰を必要としている場所を当て、さらにはサボってる太宰の代理まで……
「手前、仕事全部助手にほっぽり出してるんじゃねえだろうな」
「そんなことは一切ないです!太宰さんと一緒に仲良くお仕事してますよ!」
「仲良く……か」
青音はそうつぶやく。太宰と有栖が帰っていった後、青音は中也に打ち明けた。
「あの…さ。こっちも太宰と助手さんみたいに……仲良く仕事できたら嬉しいんだけど」
中也はめちゃくちゃびっくりしたようで、後ろに倒れた。
「え?どしたん?」
「いや、…ま、別にいいぜ」
中也はニッと笑顔を作った。
ーーー
「やっと息が合ったみたいだねー」
執務室。首領に呼ばれた2人はただ話を聞いていた。足元でエリスが絵を描いている。
「はい」
「でも罠にかかっちゃったんだねー」
「はい」
「それは処罰しないとねー」
「エリスさん封印してあげてもいいですよ?」
「あー、それは観念してよー」
「ねえアオネ。私を封印するまえにリンタロウ封印してよ」
「もちろんですよ」
「あー、それはもっと観念してよー!」
執務室から出た2人は……
「結局…あいつはどうなった?」
「エリスさんは1時間封印した」
「手前カッとなったら何するか分からねえな…」
ーーー
一方。
「……青音……か。危険異能者リスト特一級に載せましょう」
その女性は、カタカタとパソコンを打つ。
「さーて、明日も忙しくなりそうね……はぁ、徹夜つっら」
女性は立ち上がった。その女性の名は、
津島美知子であった…
すると、目の前の空間が霧のようになり、消えた。
「え……」
目の前には、あの裏路地。と、中也と………太宰治と、見知らぬ少女。
「太宰さん、この方が青音さん?」
「そうだよ。休み中に呼び出してすまなかったね。じゃ、帰ろ」
「お、おい……あんたっ……」
「ん?」
太宰は振り向く。
元ポートマフィア幹部、現武装探偵社社員、太宰治……異能「人間失格」。
触れたものの異能を無効化する力である。ま、まさか。
「太宰が、あのトランプに触れて助けてくれた……?」
「そゆことだよ。チッ、あの助手はすっげえ賢いなぁ……」
中也はそう言い、太宰の隣にいる少女をチラリと睨む。
太宰の助手である探偵社員 塁乃有栖(るのありす) 。
すごく賢くて、太宰を必要としている場所を当て、さらにはサボってる太宰の代理まで……
「手前、仕事全部助手にほっぽり出してるんじゃねえだろうな」
「そんなことは一切ないです!太宰さんと一緒に仲良くお仕事してますよ!」
「仲良く……か」
青音はそうつぶやく。太宰と有栖が帰っていった後、青音は中也に打ち明けた。
「あの…さ。こっちも太宰と助手さんみたいに……仲良く仕事できたら嬉しいんだけど」
中也はめちゃくちゃびっくりしたようで、後ろに倒れた。
「え?どしたん?」
「いや、…ま、別にいいぜ」
中也はニッと笑顔を作った。
ーーー
「やっと息が合ったみたいだねー」
執務室。首領に呼ばれた2人はただ話を聞いていた。足元でエリスが絵を描いている。
「はい」
「でも罠にかかっちゃったんだねー」
「はい」
「それは処罰しないとねー」
「エリスさん封印してあげてもいいですよ?」
「あー、それは観念してよー」
「ねえアオネ。私を封印するまえにリンタロウ封印してよ」
「もちろんですよ」
「あー、それはもっと観念してよー!」
執務室から出た2人は……
「結局…あいつはどうなった?」
「エリスさんは1時間封印した」
「手前カッとなったら何するか分からねえな…」
ーーー
一方。
「……青音……か。危険異能者リスト特一級に載せましょう」
その女性は、カタカタとパソコンを打つ。
「さーて、明日も忙しくなりそうね……はぁ、徹夜つっら」
女性は立ち上がった。その女性の名は、
津島美知子であった…