数十分後、ようやく図書館に着いた。ここまで長かった…この街の図書館は小さく、あまり利用している人は居ないらしい。まぁ、街自体がそこまで大きくないのだが。
そんな事を考えながら図書館の前まで歩く。コロナの名残か「アルコール消毒にご協力を」と書いてある。入り口付近の消毒液を手に塗り込んで緊張しながら図書館へ入る。
「…………!」
25年前、初めて感じた感覚。実際よりも部屋が広く感じて本ばっかりで、音が消えて…なんだかやる気が出た。
折角ここまで来たんだから、絶対あの詩を見つけてやる!
そう意気込みながら詩のコーナーへ行く。詩の本がずらりと並ぶ本棚の前に立ち、ようやく気がついた。あの詩の題名も作者も何もわからない。記憶にあるのは「ゆ…や ゆやーん ゆや…よん」みたいなうろ覚えの記憶だ。他の部分はわからない漢字ばかりだったし全く覚えていない。うろ覚えの部分を検索してみても出てこない。これでは探すことができない。
「……はぁ…」
本棚の前で小さなため息をつくと図書館の職員が一人、声をかけてきた。その職員は自分と同年代くらいで身長は150cmくらい。黒いポニーテールでメガネをかけている。
職員「あ…あの…なにか…お困りですか……?」
と小さな声で俺に尋ねてきた。
そんな事を考えながら図書館の前まで歩く。コロナの名残か「アルコール消毒にご協力を」と書いてある。入り口付近の消毒液を手に塗り込んで緊張しながら図書館へ入る。
「…………!」
25年前、初めて感じた感覚。実際よりも部屋が広く感じて本ばっかりで、音が消えて…なんだかやる気が出た。
折角ここまで来たんだから、絶対あの詩を見つけてやる!
そう意気込みながら詩のコーナーへ行く。詩の本がずらりと並ぶ本棚の前に立ち、ようやく気がついた。あの詩の題名も作者も何もわからない。記憶にあるのは「ゆ…や ゆやーん ゆや…よん」みたいなうろ覚えの記憶だ。他の部分はわからない漢字ばかりだったし全く覚えていない。うろ覚えの部分を検索してみても出てこない。これでは探すことができない。
「……はぁ…」
本棚の前で小さなため息をつくと図書館の職員が一人、声をかけてきた。その職員は自分と同年代くらいで身長は150cmくらい。黒いポニーテールでメガネをかけている。
職員「あ…あの…なにか…お困りですか……?」
と小さな声で俺に尋ねてきた。