夢小説設定
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「んーっ、もう朝かぁ」
ベッドの棚にあるデジタル時計を見ると、日曜日の朝七時だった。
まだ七時だから二度寝しよう、と思ったが、思い出した。
「あっ! 友達と約束してたんだ!」
今日は、友達と出かける予定があった。遠出なので集合時間は早めだ。
私は布団から勢いよく出た。
「昨日準備してあるから大丈夫」
朝食を食べ、歯磨きをし、昨日準備したお気に入りの服に着替える。
「いってきます!」と元気よく家を出ると
「奈々絵! おはよ!」と友達の[漢字]依里香[/漢字][ふりがな]えりか[/ふりがな]が既にいた。
「ごめん。遅くなって」
「全然! さっき来たばっかだもん」
今日は依里香と一緒にアニメグッズを買いに行く。
「やっぱデカいね。都会の」
私が住んでいる市にもあるが、品揃えがとても悪い。
だから、隣の市にあるアニメグッズ専門店に来たんだ。
「あー。どうしよう。親に怒られる」
レシートをぺらぺらとしながら私は言った。そこで六千円も無くなったのだ。
「レシート捨てれば大丈夫じゃない?」
「天才!」
そう歩きながら会話(勿論周りを気にして)をしていた。
歩行者信号が赤になったので止まる。
青になった。
依里香は私より先に歩いた。
うきうきしているのが分かる。
すると、信号無視した車がこちらに来た。
「え」
やばい。このままじゃ依里香が危ない。
「危ない!」
私は大きな声でで良い、依里香を押した。
「奈々絵!」
依里香の声が聞こえる。
──ごめんね。
私は目を瞑った。
目を開けると私は真っ白な部屋にいた。
──ここは、どこ?
「よう! 奈々絵!」
そこに現れたのは着物を着たおじさんだった。
「おじさん誰? ってかなぜ私の名前を知ってるの?」
「おじさんじゃない! 神だ!」
馬鹿じゃないの、神なんていないに決まってる。
「じゃあ、願い教えて?」
急だと思ったが、一応言ってみることにした。
これで叶えばあのおじさんは神だ。
「まぁ、好きなアニメの世界に行きたいかな」
「了解!」
神と名乗るおじさんはそう言い、消えた。
「ちょ、え? は?」
私は困惑した。
「えっと、ここ、どこ?」
(そこはあれだ)
頭の中で[漢字]神?[/漢字][ふりがな]おじさん[/ふりがな]が喋る。
「あれって何?」
私は小声で効いた。
(斜め左上)
そう言われ、斜め左上を見ると花宮くんらしい人がいた。
──[漢字]花宮 智久[/漢字][ふりがな]はなみや ともひさ[/ふりがな]。
私の推しである。
ここの席は? そう思い、周りをきょろきょろと見てみると、モブの席だった。
「チッ。モブかよ」
私は舌打ちをした。
(でも願いは叶っただろう)
「まぁ、いいや。そこまで言ってなかったから。しょうがないか」
あのおじさんは本当に神だ。
夢小説でよくある展開で私は転生? したんだなとよく思う。
さて、どうするか。
このままずっとモブは嫌だ。もう少し目立ちたい。
顔はどうなんだろう、と思い廊下の水道に行く。
「うわ!」
私は思わず声を上げてしまった。
廊下を歩いていた人達が私を見る。私は顔が赤くなってしまった。
顔は、モブだけどかわいい。
理想の顔だ。
「これが私⁉︎ 合ってる⁉︎」と再び驚く。
(私をほめろ!)
「神さますごーい」
私は棒読みで褒めると、神は怒った。
(棒読みやめろ!)
「神さま変更お願いします」
私は頭にきて変更を要求した。
(チッ)
神が舌打ちすると、声は聞こえなくなった。
少し怒りすぎたかな、と思った瞬間「これはどうですか?」と敬語で聞いてきた。
「声は……まぁ、良いけど、顔分からない」
(目を瞑ってください)
私は言われた通り目を瞑った。
「よろしくお願いします、奈々絵様」
うわ、さっきよりめっちゃいい。と私は心の中で思った。
「よ、よろしくお願いします!」
「大丈夫ですよ、そんなに気にしなくて。奈々絵様は友達口調でお話ください」
「う、うん、分かった」
「それじゃあ。また」
「うん、またね」と私が挨拶をすると、横から「どうしたの? ぶつぶつ言ってたけど」と誰かが言った。
「あ、えっと……」と私が言い訳を考えていると「バラして大丈夫ですよ。心の中にもう一人いる事」と神さまが言った。
「私の心? 身体? の中にね、もう一人いるんだよ。その人と会話してたの」と言った。
気持ち悪いと言いそうで怖かった。だけど、その子は言わなそうだった。だけど、もし……
そう焦っていると、「へぇ。そうなんだ。奈々絵ちゃんって凄いね!」とその子は想定外の発言をした。
(その人は[漢字]浅葉 沙綾[/漢字][ふりがな]あさば さあや[/ふりがな]さんって言うらしいです)と優しく神さまが紹介してくれた。
「へぇ」
私は思わず声を出してしまった。
「え?」
「あ、いや、えっと、よろしくって言ってる」と少し上手く誤魔化せた。
「そうなんだ! よろしく……えっと……名前は?」
「な、名前……?」
名前なんて考えていなかった。
私は神さまって出会った時から言ってたし。
「無いならつけていい? 特徴とかはある?」
「うーん。見た目は執事。喋り方も執事」
それしか思い浮かばない。
「んー。[漢字]榊山 海[/漢字][ふりがな]さかきやま かい[/ふりがな]とか?」
「[小文字]どう?[/小文字]」
(なんかかっこいいですね)とくすっと笑った。
「気に入ってるらしい」
「じゃあ海ね!」
「改めてよろしく! 海!」
(よろしくお願いします!)
その時、海の表情は分からなかったが、嬉しそうなのは分かった。
ベッドの棚にあるデジタル時計を見ると、日曜日の朝七時だった。
まだ七時だから二度寝しよう、と思ったが、思い出した。
「あっ! 友達と約束してたんだ!」
今日は、友達と出かける予定があった。遠出なので集合時間は早めだ。
私は布団から勢いよく出た。
「昨日準備してあるから大丈夫」
朝食を食べ、歯磨きをし、昨日準備したお気に入りの服に着替える。
「いってきます!」と元気よく家を出ると
「奈々絵! おはよ!」と友達の[漢字]依里香[/漢字][ふりがな]えりか[/ふりがな]が既にいた。
「ごめん。遅くなって」
「全然! さっき来たばっかだもん」
今日は依里香と一緒にアニメグッズを買いに行く。
「やっぱデカいね。都会の」
私が住んでいる市にもあるが、品揃えがとても悪い。
だから、隣の市にあるアニメグッズ専門店に来たんだ。
「あー。どうしよう。親に怒られる」
レシートをぺらぺらとしながら私は言った。そこで六千円も無くなったのだ。
「レシート捨てれば大丈夫じゃない?」
「天才!」
そう歩きながら会話(勿論周りを気にして)をしていた。
歩行者信号が赤になったので止まる。
青になった。
依里香は私より先に歩いた。
うきうきしているのが分かる。
すると、信号無視した車がこちらに来た。
「え」
やばい。このままじゃ依里香が危ない。
「危ない!」
私は大きな声でで良い、依里香を押した。
「奈々絵!」
依里香の声が聞こえる。
──ごめんね。
私は目を瞑った。
目を開けると私は真っ白な部屋にいた。
──ここは、どこ?
「よう! 奈々絵!」
そこに現れたのは着物を着たおじさんだった。
「おじさん誰? ってかなぜ私の名前を知ってるの?」
「おじさんじゃない! 神だ!」
馬鹿じゃないの、神なんていないに決まってる。
「じゃあ、願い教えて?」
急だと思ったが、一応言ってみることにした。
これで叶えばあのおじさんは神だ。
「まぁ、好きなアニメの世界に行きたいかな」
「了解!」
神と名乗るおじさんはそう言い、消えた。
「ちょ、え? は?」
私は困惑した。
「えっと、ここ、どこ?」
(そこはあれだ)
頭の中で[漢字]神?[/漢字][ふりがな]おじさん[/ふりがな]が喋る。
「あれって何?」
私は小声で効いた。
(斜め左上)
そう言われ、斜め左上を見ると花宮くんらしい人がいた。
──[漢字]花宮 智久[/漢字][ふりがな]はなみや ともひさ[/ふりがな]。
私の推しである。
ここの席は? そう思い、周りをきょろきょろと見てみると、モブの席だった。
「チッ。モブかよ」
私は舌打ちをした。
(でも願いは叶っただろう)
「まぁ、いいや。そこまで言ってなかったから。しょうがないか」
あのおじさんは本当に神だ。
夢小説でよくある展開で私は転生? したんだなとよく思う。
さて、どうするか。
このままずっとモブは嫌だ。もう少し目立ちたい。
顔はどうなんだろう、と思い廊下の水道に行く。
「うわ!」
私は思わず声を上げてしまった。
廊下を歩いていた人達が私を見る。私は顔が赤くなってしまった。
顔は、モブだけどかわいい。
理想の顔だ。
「これが私⁉︎ 合ってる⁉︎」と再び驚く。
(私をほめろ!)
「神さますごーい」
私は棒読みで褒めると、神は怒った。
(棒読みやめろ!)
「神さま変更お願いします」
私は頭にきて変更を要求した。
(チッ)
神が舌打ちすると、声は聞こえなくなった。
少し怒りすぎたかな、と思った瞬間「これはどうですか?」と敬語で聞いてきた。
「声は……まぁ、良いけど、顔分からない」
(目を瞑ってください)
私は言われた通り目を瞑った。
「よろしくお願いします、奈々絵様」
うわ、さっきよりめっちゃいい。と私は心の中で思った。
「よ、よろしくお願いします!」
「大丈夫ですよ、そんなに気にしなくて。奈々絵様は友達口調でお話ください」
「う、うん、分かった」
「それじゃあ。また」
「うん、またね」と私が挨拶をすると、横から「どうしたの? ぶつぶつ言ってたけど」と誰かが言った。
「あ、えっと……」と私が言い訳を考えていると「バラして大丈夫ですよ。心の中にもう一人いる事」と神さまが言った。
「私の心? 身体? の中にね、もう一人いるんだよ。その人と会話してたの」と言った。
気持ち悪いと言いそうで怖かった。だけど、その子は言わなそうだった。だけど、もし……
そう焦っていると、「へぇ。そうなんだ。奈々絵ちゃんって凄いね!」とその子は想定外の発言をした。
(その人は[漢字]浅葉 沙綾[/漢字][ふりがな]あさば さあや[/ふりがな]さんって言うらしいです)と優しく神さまが紹介してくれた。
「へぇ」
私は思わず声を出してしまった。
「え?」
「あ、いや、えっと、よろしくって言ってる」と少し上手く誤魔化せた。
「そうなんだ! よろしく……えっと……名前は?」
「な、名前……?」
名前なんて考えていなかった。
私は神さまって出会った時から言ってたし。
「無いならつけていい? 特徴とかはある?」
「うーん。見た目は執事。喋り方も執事」
それしか思い浮かばない。
「んー。[漢字]榊山 海[/漢字][ふりがな]さかきやま かい[/ふりがな]とか?」
「[小文字]どう?[/小文字]」
(なんかかっこいいですね)とくすっと笑った。
「気に入ってるらしい」
「じゃあ海ね!」
「改めてよろしく! 海!」
(よろしくお願いします!)
その時、海の表情は分からなかったが、嬉しそうなのは分かった。