「もうクリスマスだね」
「そうだな」
私たちはちょっとしたおでかけで市街地に来ていた。
商店街は赤と緑に染まっていた。中心にはとても大きいクリスマスツリー。
「雪も降ってる。完璧だね」
雪はしんしんと静かに、優しく降っていた。
……あ、そうだ。
プレゼント渡さないと。
いつもありがとう、という感謝の気持ちとクリスマスだから、という思いで私は用意した。
私は持っていた、持ち手に紺色のリボンが付いている灰色の紙袋を渡した。
「はい。私からのプレゼント。メリークリスマス!」
「え? あ……ありがとう」
慎二くんは中を見た。
「……え⁉︎」
私が渡したのは腕時計。
値段はものすごく高い訳ではなかったが、高校生の私にとってはいい金額だった。
「いつもしてるから。しかもボロボロでしょ」
「変えようと思ったけど買えなくて。本当にありがとう」
慎二くんも思い出したかのように手に持っていた袋を渡した。
「はい。俺からのプレゼント」
渡されたのはネックレス。
しかも前から欲しかったものだった。高くて買えなかったんだった。
「欲しかったやつだ! ありがとう!」
私は少し泣いた。
「しかもブランド品でしょ。こんな高いのを……本当にありがとう」
「大丈夫だよ。この腕時計、前から欲しかったやつなんだ。高いから買えなかったけど。ありがとう」
今年は楽しいクリスマスでした。
「そうだな」
私たちはちょっとしたおでかけで市街地に来ていた。
商店街は赤と緑に染まっていた。中心にはとても大きいクリスマスツリー。
「雪も降ってる。完璧だね」
雪はしんしんと静かに、優しく降っていた。
……あ、そうだ。
プレゼント渡さないと。
いつもありがとう、という感謝の気持ちとクリスマスだから、という思いで私は用意した。
私は持っていた、持ち手に紺色のリボンが付いている灰色の紙袋を渡した。
「はい。私からのプレゼント。メリークリスマス!」
「え? あ……ありがとう」
慎二くんは中を見た。
「……え⁉︎」
私が渡したのは腕時計。
値段はものすごく高い訳ではなかったが、高校生の私にとってはいい金額だった。
「いつもしてるから。しかもボロボロでしょ」
「変えようと思ったけど買えなくて。本当にありがとう」
慎二くんも思い出したかのように手に持っていた袋を渡した。
「はい。俺からのプレゼント」
渡されたのはネックレス。
しかも前から欲しかったものだった。高くて買えなかったんだった。
「欲しかったやつだ! ありがとう!」
私は少し泣いた。
「しかもブランド品でしょ。こんな高いのを……本当にありがとう」
「大丈夫だよ。この腕時計、前から欲しかったやつなんだ。高いから買えなかったけど。ありがとう」
今年は楽しいクリスマスでした。