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オタクは今日も恋をする

#28

修学旅行

 修学旅行の座席と部屋を決めている。
「じゃあこれでいい?」
「おっけー!」
今はバスの座席が決まったところだ。
席は分かりづらいが、こんな感じだ。

由依 遥  慎二 結月
淳司 光 明  (空き)※一番後ろ

続いては部屋決めだ。男女混合らしい。
結局七人グループになった。

 今日は修学旅行!
私のテンションはとても上がっている。
先生たちの長い話を聞き、ようやくバスに乗った。
隣、慎二くんだから気まずいな、と思っていたが、「楽しみだな」と声をかけてくれた。少し嬉しかった。また、私にとっては初めてだった。
小学生の頃の修学旅行は隣は居なくて一人で乗ったし、周りは話しかけてこない。
中学生の時の校外学習は隣は居たが、周りは話しかけてこない。だから初めてだった。
私は驚いた顔をした。
多分、慎二くんにも伝わったのだろう。
私は、「ごめん。声をかけてくれるの初めてだから驚いちゃって」と驚いた理由を言った。
慎二くんは目を丸くしたが「そっか」と短く返した。
 ガタガタと車内は揺れる。
そんな中、私は睡魔と戦っている最中だ。
だが、負けてしまって寝てしまった。
数分後、私は慎二くんの肩に頭を乗せてしまった(らしい)
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
すーすー。
結月が寝ている。
結月の寝顔、かわいいな、と思った数分後、俺の肩に結月の頭が乗っかっていた。
「……!」
だけど今伝えたらもう、話してくれなくなるかもしれないな、と思った。
とりあえずこのままでいよう。
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
「ん……」
私は目を覚ました。その直後に、私は驚いた。
慎二くんの肩に私の頭が乗ってたことを。
ダメじゃない? ファンに嫌われちゃうよ。こんな事をしたら。と思う。
慎二くんの肩から離れようとした瞬間、「大丈夫だから」と言われ、ポンポンと頭を叩かれた。私の顔は真っ赤だ。
大丈夫。ここは二次元なんだから。現実じゃない。何をしたっていい。
キスしたって現実に戻ったら何事もなかったのようになるのだから。
 そんな事を考えていると、バスが止まって動かなくなった。
どうやら目的地に着いたらしい。
私は早く降りた。
「ここからは自由行動です。必ず班で行動し、時間になったらここに集合すること。何かあったら先生達はここと、ここと、ここにいるから」と先生は地図を指しながら言った。
これが元の世界だったらみんな私を置いていく。
──まるで私が存在していないように
そう考えていると、「結月ちゃん!」と遥ちゃんが声をかけてくれた。
「あ、うん!」
私は目を輝かせ、弾けるように走った。
 少し歩いてから「喉渇いたなぁー」と光くんが言った。
「そうだな」
「あそこ良くない?」
私は指を差した。
「え? どこ?」
私は走っていき「ここ!」と指を差した。
「タピオカ……」
明くんが呟いた。
「もしかしてタピオカ嫌いだった? ……ごめん」
「いや、飲んだこと無いから」
「えー⁉︎」とみんなは驚く。
「ほ、本当か?」
「本当だよ」
「じゃあ、行ってみるか!」
私たちはタピオカ屋に向かった。

作者メッセージ

わすれてた

2025/06/05 16:14

貴志柚夏
ID:≫ 14ODATaJ5tCFM
コメント

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オタ恋推し二次元トリップ

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