[太字]【期待外れと予想以上】[/太字]
〜それから1日が平和に過ぎ次の日の放課後〜
うーん。今日はバレー部見に行こうかな。そうと決まれば誰かに捕まらないうちにさっさと行かなくては!ということでせっせこ歩く私だけど、体育館に着いても誰もいない……。場所間違えたかな!?えー!どうしよー!
「真衣ちゃん!」
呼ばれて振り返るとひばりちゃんだった。
「さっきからそこいるけど…どうしたの?バレー部なら今日休みだって。」
おー!!ひばりちゃんが教えてくれなかったら私ここで孤独に立ち続けてた!
「そうなのっ?ありがと!」
「ううん。ぜーんぜん。それより卓球部見に行かない?」
「うんっ!いく!」
神降臨!一人で行くのってなんかやっぱ心細いし、ほんとたすかった!
ひばりちゃんと歩いていると卓球部が使っている武道場についた。ここなにに使うんだろうってずっと思ってんだよね…。
「こんにちは!」
ひばりちゃんが元気よく挨拶して入っていく。やっぱひばりちゃんさすが…。
「あ!見学?どーぞー。」
おう、なんかもじゃもじゃ頭の…3年生かな?だるそうな雰囲気…でもこういう人に限って強かったり…するはず。卓球部は人数が多くて、でも使える卓球台は4台しかないので待ってる人がたくさんいた。これで1年生入ってきたらどうなっちゃうんだろ?っていうか待ってる人たち指スマしてるんだけど…。ひばりちゃんもおんなじようなことを思ってたみたいで
「なんかゆるいんだね…。」
とつぶやいていた。顧問の先生も弱そ…いや静かな人で、今にも部活が無法地帯になりそうだ。これはちょっと…。2人で顔を見合わせてこっそり武道場を出た。
「はあ。なんか思ってたのと違う。」
「ね。卓球部は…ちょっとやめとこうかな…。」
ひばりちゃんはそのまま帰っていった。私は…帰ろうかな。でもな…。バレー部は明日見るとして、バドンミントンとバスケを今日見てみようかな…。んー、なんか気分がのらない。卓球部で疲れたのかな?こういうときは楽しい人と楽しい話をすると良いんだよね。なんか楽しい人たちいないかなぁ………………って!いるじゃん!!!私の頭にパッと思い浮かんだのはあの陸上部の双子の、赤シャツさんこと平介さんと、白シャツさんこと圭介さん。あの2人の掛け合いを聞いていれば気分がのるんじゃない?今日はもう陸上部の見学ってことでいこう!私は陸上部の方へと走った。陸上部のところへ着くとみんな練習中で、邪魔にならないように木の陰からこっそり覗いていると、
「あれ?昨日来てくれた人じゃない?見学?」
あ!圭介さん!
「こんにちは!ちょっと見学に…。」
「どーぞどーぞ!こっち来て!」
ついていくとパイプ椅子が並べてあって2、3人座っていた。私も座って見学していると後ろから
「いやあ、僕、走ることしか能がないんですよね。」
と話す大人っぽい声が聞こえてきた。振り返ると1年生と思われる男子と、2年か3年の女子の先輩が話していた。
「へえ。すごいね。速いんだ。」
「まあ。ほんとにそれ以外のことはできないっていうか。走ることしか能がなくて。」
いやそれさっきも聞いたよ。何回言うの。すごい自信だな。私こういう人苦手かも。
「こんにちは。お名前は?」
「え?」
気づいたら私の前にも別の女子の先輩がいた。
「あ、こんにちは。佐々木真衣です。」
「よろしくね。陸上、興味あるの?」
「うーん。興味あるってほどじゃないけど。さっき卓球部行っていまいちだったから。」
「ああ、そうなんだ。あそこはなんていうか…ゆるいよね。」
「はい、そうなんですっ!」
私が食いつき気味に答えても先輩は引かずににっこり笑って
「陸上部、楽しいからぜひきてね。」
と言い、練習に戻っていった。
おお、なんか陸上部、いいかも。
〜それから1日が平和に過ぎ次の日の放課後〜
うーん。今日はバレー部見に行こうかな。そうと決まれば誰かに捕まらないうちにさっさと行かなくては!ということでせっせこ歩く私だけど、体育館に着いても誰もいない……。場所間違えたかな!?えー!どうしよー!
「真衣ちゃん!」
呼ばれて振り返るとひばりちゃんだった。
「さっきからそこいるけど…どうしたの?バレー部なら今日休みだって。」
おー!!ひばりちゃんが教えてくれなかったら私ここで孤独に立ち続けてた!
「そうなのっ?ありがと!」
「ううん。ぜーんぜん。それより卓球部見に行かない?」
「うんっ!いく!」
神降臨!一人で行くのってなんかやっぱ心細いし、ほんとたすかった!
ひばりちゃんと歩いていると卓球部が使っている武道場についた。ここなにに使うんだろうってずっと思ってんだよね…。
「こんにちは!」
ひばりちゃんが元気よく挨拶して入っていく。やっぱひばりちゃんさすが…。
「あ!見学?どーぞー。」
おう、なんかもじゃもじゃ頭の…3年生かな?だるそうな雰囲気…でもこういう人に限って強かったり…するはず。卓球部は人数が多くて、でも使える卓球台は4台しかないので待ってる人がたくさんいた。これで1年生入ってきたらどうなっちゃうんだろ?っていうか待ってる人たち指スマしてるんだけど…。ひばりちゃんもおんなじようなことを思ってたみたいで
「なんかゆるいんだね…。」
とつぶやいていた。顧問の先生も弱そ…いや静かな人で、今にも部活が無法地帯になりそうだ。これはちょっと…。2人で顔を見合わせてこっそり武道場を出た。
「はあ。なんか思ってたのと違う。」
「ね。卓球部は…ちょっとやめとこうかな…。」
ひばりちゃんはそのまま帰っていった。私は…帰ろうかな。でもな…。バレー部は明日見るとして、バドンミントンとバスケを今日見てみようかな…。んー、なんか気分がのらない。卓球部で疲れたのかな?こういうときは楽しい人と楽しい話をすると良いんだよね。なんか楽しい人たちいないかなぁ………………って!いるじゃん!!!私の頭にパッと思い浮かんだのはあの陸上部の双子の、赤シャツさんこと平介さんと、白シャツさんこと圭介さん。あの2人の掛け合いを聞いていれば気分がのるんじゃない?今日はもう陸上部の見学ってことでいこう!私は陸上部の方へと走った。陸上部のところへ着くとみんな練習中で、邪魔にならないように木の陰からこっそり覗いていると、
「あれ?昨日来てくれた人じゃない?見学?」
あ!圭介さん!
「こんにちは!ちょっと見学に…。」
「どーぞどーぞ!こっち来て!」
ついていくとパイプ椅子が並べてあって2、3人座っていた。私も座って見学していると後ろから
「いやあ、僕、走ることしか能がないんですよね。」
と話す大人っぽい声が聞こえてきた。振り返ると1年生と思われる男子と、2年か3年の女子の先輩が話していた。
「へえ。すごいね。速いんだ。」
「まあ。ほんとにそれ以外のことはできないっていうか。走ることしか能がなくて。」
いやそれさっきも聞いたよ。何回言うの。すごい自信だな。私こういう人苦手かも。
「こんにちは。お名前は?」
「え?」
気づいたら私の前にも別の女子の先輩がいた。
「あ、こんにちは。佐々木真衣です。」
「よろしくね。陸上、興味あるの?」
「うーん。興味あるってほどじゃないけど。さっき卓球部行っていまいちだったから。」
「ああ、そうなんだ。あそこはなんていうか…ゆるいよね。」
「はい、そうなんですっ!」
私が食いつき気味に答えても先輩は引かずににっこり笑って
「陸上部、楽しいからぜひきてね。」
と言い、練習に戻っていった。
おお、なんか陸上部、いいかも。