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【東雲 浅葱様原作】訳アリ住人達のわちゃわちゃシェアハウス

#1

六人の新参者

麟月が自身の家を売り飛ばした部下について熱弁していたその時。
玄関のドアが勢いよく開き、6人の男女がどかどかと入ってくる。

「あいつマジで許さねぇ……。」

先頭にいた長身の男が、ぶつぶつと不機嫌そうに呟いていた。
その姿を見て、麟月が目を丸くする。

「は、[太字][漢字]榊原 雪風[/漢字][ふりがな]さかき ゆきかぜ[/ふりがな][/太字]!?なんでお前がここに…!!」

「はぁ?来るに決まってんだろ!同期が俺の家ぶっ壊しやがったんだよ!!」

「ふっ……あっははは!!これからよろしく、相棒!」

麟月が雪風の頭をわしゃわしゃと乱暴に撫でる。
雪風は
「いってぇ!」
と騒ぎながらも、どこか嬉しそうにはにかむ。

「こんにちはー、私たち、今日から住む者です!」

「あ!私は[太字][漢字]坂上美留[/漢字][ふりがな]さかうえ みる[/ふりがな][/太字]、11歳です!」

美留が元気に手を上げて挨拶をする。
その後ろにはいかにも病弱そうな少年、[太字][漢字]隠列何 影華[/漢字][ふりがな]かくれが けいか[/ふりがな][/太字]が身を縮めて立っている。
玄関から飛び出した響乃が影華の手を握り、
「この子は影華だよ、よろしくね!」
と声をかけている。

「……はぁ、人生はゴミ…」

壁に寄りかかっている[太字][漢字]合頭 辛[/漢字][ふりがな][/ふりがな]あいず から[/太字]と、その横で
「[太字][漢字]小戸 楓[/漢字][ふりがな]こど かえで[/ふりがな][/太字]です。楓って呼んでください。」
と爽やかに挨拶をする楓。
最後に皆の後ろから
「やっほー!明菜お姉さんだよ〜!」
と満面の笑みで手を振る[太字][漢字]草露 明菜[/漢字][ふりがな]くさつゆ あきな[/ふりがな][/太字]。

「あ、管理人さん!初めまして〜、お顔どうされたんですか?頬が黒いですよ!」

明菜は浅葱に近づき、浅葱の頬についた煤をハンカチで拭ってやる。

「あ、ありがとうございます…!」

浅葱は嬉しそうに微笑んだ。

「お前ら、とりあえず飯…と思ったがその炭は食えなさそうだから、俺がなんか作るわ。」

雪風がそう言いキッチンに向かうと、浅葱は落ち込み 新住人たちは安堵したような表情を浮かべた。

「ん?料理??人並みには作れるから手伝う〜♡」

「私も手伝っちゃおーっと!」

「私もー!影華も一緒にやろ!」

「ん……わかった……」

料理と聞いて聞きつけた麟月に続いて、自称料理が得意な明菜、好奇心でついてきた響乃と影華もキッチンへ向かう。

リビングでは、

「あ、新しい歴史の本Asazonで買っとくか……」と歴史本の棚を増やしかける輕寺。

「突然ショートに流れてくる柴犬かわいいすぎて心臓消えた!!!」とソファで愛を叫ぶ月下。

「はぁ、マシュマロ不足……」とマシュマロを大量購入しようとする空。

「このゲーム実況者さん、面白い……」と目を輝かせる凪。

「でしょでしょ!?この人私の推しなの〜!!」と凪に自分の推しを熱弁する美留。

「え、ハンバーグ=炭……??」と常識を疑い出す楓。

「あ〜ヤダヤダ陽キャばっか………」とSNSの鍵垢に呟き始める辛。

「私の仕事………」と嘆く浅葱。

こうして個性豊かな新住人たちが加わり、シェアハウスの騒がしい日常はさらに賑やかになったのだった。

2025/10/12 12:20

天城海月(amagi kurage🪼🫧)
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