3人で静かに食卓につく。温かいシチューに、レタスとトマトがたっぷりのサラダ。つけ合わせのパン。全部、晴の好きだった食べ物だ。お母さんはとても元気に見えたが、やはり命日だということは一番意識していた。当たり前だ。大切な娘が、急にいなくなったんだ。意識せずにはいられないだろう。
「…いただきます」
泣きすぎたせいだろうか、鼻声になってしまった。こんな姿晴に見られたら笑われてしまうだろうか。
『愛華、泣いてるの?私、愛華の笑ってる顔が好きだな』
ふと、声が聞こえた気がして、ガタンと大きな音を立てて立ち上がってしまった。
「愛ちゃん?どうしたの?」
お母さんが心配そうにこちらを見ている。私ははっとして、座り直した。
「ううん、ごめん。なんでもない…」
さっきのは紛れもなく晴の声だ。確かに言われた記憶がある。いつだったか、私が男子にお前は名前と不釣り合いだと揶揄われて陰で泣いていた時、晴がかけてくれた言葉。私はこの言葉を胸に生きてきた。
(晴…会いたいよ)
そう思いながら、私はお母さんに問いかける
「…あとで、晴の部屋に入ってもいい?」
「…いただきます」
泣きすぎたせいだろうか、鼻声になってしまった。こんな姿晴に見られたら笑われてしまうだろうか。
『愛華、泣いてるの?私、愛華の笑ってる顔が好きだな』
ふと、声が聞こえた気がして、ガタンと大きな音を立てて立ち上がってしまった。
「愛ちゃん?どうしたの?」
お母さんが心配そうにこちらを見ている。私ははっとして、座り直した。
「ううん、ごめん。なんでもない…」
さっきのは紛れもなく晴の声だ。確かに言われた記憶がある。いつだったか、私が男子にお前は名前と不釣り合いだと揶揄われて陰で泣いていた時、晴がかけてくれた言葉。私はこの言葉を胸に生きてきた。
(晴…会いたいよ)
そう思いながら、私はお母さんに問いかける
「…あとで、晴の部屋に入ってもいい?」