わたしは冬が好き。雪が降るのも、夜空に輝く星が綺麗なのも、みんなが寒いね、とくすくす笑いながら早足で帰るのも。
前までのわたしは、晴がいなくなったこの季節が大嫌いだった。好きだったはずのこの季節が、どうしても許せなかった。冬が晴を奪った、とまで、思ってしまっていた。でも、これまでに色々あって、わたしは、晴を奪ったこの季節を許せた。いや、もう一度好きに戻ったのかもしれない。
古い人や文学に長けた人はよく、「雪が溶けて春になる」とかいうけれど、わたしは違う。わたしなりの答えを持っている。
『晴が解けて春になる』んだ。わたしの中のわたしが演じた晴が消えて、冬が少し暖かく感じたんだ。でもそれは決して気温的なものではなく、人の感情を暖かに感じることができるようになった。以前のわたしに加えて、晴のことを受け入れられるようになったわたしがいるから、もう晴の真似をしなくても友達ができるようになった。
わたしは、冬を好きになったこと、友達がたくさんできたこと、他にもたくさん、近況報告をしに、軽い足取りで晴とあの日行こうと言った展望台へ向かった。
前までのわたしは、晴がいなくなったこの季節が大嫌いだった。好きだったはずのこの季節が、どうしても許せなかった。冬が晴を奪った、とまで、思ってしまっていた。でも、これまでに色々あって、わたしは、晴を奪ったこの季節を許せた。いや、もう一度好きに戻ったのかもしれない。
古い人や文学に長けた人はよく、「雪が溶けて春になる」とかいうけれど、わたしは違う。わたしなりの答えを持っている。
『晴が解けて春になる』んだ。わたしの中のわたしが演じた晴が消えて、冬が少し暖かく感じたんだ。でもそれは決して気温的なものではなく、人の感情を暖かに感じることができるようになった。以前のわたしに加えて、晴のことを受け入れられるようになったわたしがいるから、もう晴の真似をしなくても友達ができるようになった。
わたしは、冬を好きになったこと、友達がたくさんできたこと、他にもたくさん、近況報告をしに、軽い足取りで晴とあの日行こうと言った展望台へ向かった。