真新しい制服を着て、
特に物が多いわけでもない部屋の中で、
存在感を示している大きな鏡の前に立つ。
大きな鏡は、私自身を映しているはずなのに
どこか”私”ではない。
スカートの丈も、
リボンの付け方も、
ボタンの留め方も、
何一つとして間違えていないはずなのに
これが”正解”ではない気がして落ち着かない。
「……」
間違いを探すようにじっと鏡を見つめていると
「早く下りてきなさーい」というお母さんの声が聞こえてきた。
ふっ、と息を吐いて、
間違い探しを諦める。
「おはよ」
嗚呼、今日も憂鬱な一日が始まってしまう。
[中央寄せ]コピーにもなれない[/中央寄せ]
特に物が多いわけでもない部屋の中で、
存在感を示している大きな鏡の前に立つ。
大きな鏡は、私自身を映しているはずなのに
どこか”私”ではない。
スカートの丈も、
リボンの付け方も、
ボタンの留め方も、
何一つとして間違えていないはずなのに
これが”正解”ではない気がして落ち着かない。
「……」
間違いを探すようにじっと鏡を見つめていると
「早く下りてきなさーい」というお母さんの声が聞こえてきた。
ふっ、と息を吐いて、
間違い探しを諦める。
「おはよ」
嗚呼、今日も憂鬱な一日が始まってしまう。
[中央寄せ]コピーにもなれない[/中央寄せ]