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業火と赤雪のメリークリスマス

今日は街に待っていた年に一度だけのクリスマスだ。
毎年、大好きな父さんと一緒に過ごすクリスマスは世界で1番幸せだった。
父さんとの絵を描いたり、積み木で遊んだり、、いつも帰ってくる時間になっても父さんは帰ってこない。

醒明「父さんまだかなぁ、、、、遅いなぁ、、、、」

[太字]ガチャッ[/太字]
玄関の方でギィっと重たく扉が開く音が聞こえる。
駆け足で玄関へ駆け寄っていき玄関に目を向けると、知らない人が居た。

醒明 「父さん!おかぇ、、、だれ?」
??? 「メリークリスマァス、サプラ〜イズ(笑)」
父さん「ごほッ"」
醒明 「ッ父さん"‼︎‼︎‼︎」

父さんは、知らない人の横で血まみれになって苦しそうに息をしていた。
その光景に幸せに舞い上がっていた自分の頭は怖さと苦しさでいっぱいになった。

???「分かり合えない、、、なんとでも、どうとでも思えば良いさ」

そう言い、その人はマッチ箱を擦って[太字]ボッ[/太字]と火を出した。
そのまま重力に逆らって火のついたマッチ棒は真っ逆さまに落ちていった。
そのままカーペットに火が引火して周りに燃え広がっていった。
父さんは手を離されてバタッと地面に倒れ込んだ。

醒明「父さん"ッ!嫌だッッッ!父さん"ッぁあ"あ"あ"あ"あ"ぁっ‼︎!」
??? 「ーせになーて、絶ーでーしにくーー良ーさ」

父さんへの自分の過剰な反応と、号泣と、嗚咽と、叫び声で。
父さんを殺した彼奴の声は何も、何も、、聴こえなかった。

[水平線]

???「あー、、、、、久しぶりに変に神経使った、、あぁ、、、。」
「俺は悪く無い、、言われた事をやっただけだ、、、、」
「彼奴の中の俺は悪役、それでいい。原動力は復讐心なんだ」
「俺は、、彼奴が来るまで、そこまで、ただ待つだけだ」
「あぁ、、、、今までで1番、、最低で、最悪なクリスマスだな」

[水平線]

雪が降り頻る中、燃え尽きて真っ黒な家だった場所の横に座り込む。
頭からも、腕からも、血が出ていて、、寒いし寂しいし苦しい、、全てが嫌になってしまう。

醒明「、、、、、(寒い、痛い、父さんが、嫌だ、痛い、嫌だ嫌だ嫌だ)」
??? 「あーぁ、おうち焼けちゃったね」
醒明「、、、、、、?」

寒さの中、幻覚だろうか、不思議とぬいぐるみが話しているように見えた。

ぬいぐるみ「君はどうしたいの?」
醒明   「、、、絶対、彼奴にッ、復讐してやる(絶対に、逃さない)」

生きては返さない、父さんを、ぼくの全てを奪った彼奴を絶対許さない。
全てがどうでも良くなったぼくの中には、復讐心だけがぼくの生きる道しるべと化した。

[水平線]

B「なぁ、次の会議の件なんだが、、、、、なぁおい聞いてんのか?」
C「、、、、、、なぁB、お前には申し訳ないのだが、」
B「あ?なんだよ急に」
C「、、、俺が社会から落ちる前に、俺を、殺してくれ」
B「っ、、、はは、冗談はよせ、何考えてんだよ、」
C「、、、、嘘じゃない」
B「、、、、、、そのうち、な」

[水平線]

[太字]ざりざりざりっ[/太字]
生黒い血を壁にザリザリとこびり付けながら壁を擦り落ちていく。
昔の話、、、、彼奴があの事を言ってからかなりの時間が過ぎた。
刺された事に驚きはしない。何回も月日が経過した今、復讐の段が取れてただ何年も前の百倍返しをされただけ。
ただそれだけのことで、別に大したことでは無い。ただ、

B「っ、、、、、ごほ"ッ(嗚呼、そういえば。)」
A「っ、、はぁっ、はぁっ、、、」
B「ぁ"ぁ、、、、(大きくなったなぁ、昔と大違いに)」
「、、、、、良"かっ"、、た」

お前らの心から幸せそうな家が、関係が、心底羨ましかった。
今からはあの日お前らがみていた夢を、お前らは何年越しかに見るんだろう。
このほんの事故は、俺の死でフィナーレを打てるんだ。

最低最悪のクリスマスにしてしまった俺にも非はあるが、
           ただ祈ろう、彼奴の笑顔が見れる幸せなメリークリスマスを.

作者メッセージ

皆さんどうもメリークリスマス、ayumです!
皆さんのとこにはサンタさんは来ましたか?私は不景気なので来ませんでした☆

皆さんの笑顔あふれるクリスマスになる事を願います。

2025/12/25 21:22

ayum
ID:≫ 6ybA8nH1Vyj8g
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