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冬の終わり

雪が冷風とともにヒューっと音を立てて吹いていく。
精神も体力も限界で、寒さに耐えれなくて体の感覚がもう殆ど無い。


「、、、、はぁっ、、、[小文字]はぁっ[/小文字]」


木に寄りかかって少しでもマシになれるかなと静かにしても、
無情に陽の光が落ちていくとともに寒さは増していって身体を蝕んでいく。
ただ真っ黒に塗りつぶされたあなたの顔を見るだけしか力がなかった。


「、、、、、あぁ、、、はは、、、」

疲れが全身を蝕み、とうとう体力も底をついたのか笑いが溢れてきた。
自嘲と、不安と、少しの幸せが混ざり合って気持ちが悪い。

あなたは、1週間前からずっと冷たかった。
何週間か前、スキーに行こうって、私が誘って、、それで、、、、、、頭が上手く回らない。
知らぬ間に視界がチカチカと点滅しながら狭まってきた。

ほのかに残った陽が辺りの雪に光を反射させながら落ちていく。
あの陽の光を追いかける力はもう何処にもない。ただ、、、眠くて眠くてしょうがなくて。
辺りがもう暗くなっていてあなたが目を閉じているかさえも見えない。


「あぁ、、、、、」


けど一瞬、微かだが陽の光が雪に反射してあなたの[漢字]表情[/漢字][ふりがな]かお[/ふりがな]が見えた。
それで安堵と安心と少しの幸せが混ざり合って、口からぼろっと言葉が漏れ出した。


「ふゆってくさらないんだ、」


そう言葉が漏れ、私は静かに目を閉じて幕を下ろした。

作者メッセージ

考察募集中です〜

2025/10/05 14:33

ayum
ID:≫ 6ybA8nH1Vyj8g
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