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創世記〈命と自由〉

#30

そろそろお暇させて?

「ちなみにアカリはどんな魔力持ち?」
「えっとねぇ、確か概念系の魔力で~...あ思い出した。そうそう、引力の魔力なんだよね!」
アカリがマドにそっと触れ、魔力を込める。するとマドはゆっくりとアカリの方に引き寄せられていく。
「なるほどねぇ、重力の下位互換ってとこかなぁ?」
「それは思っても言わないお約束!まあちょっとした小物引き寄せるのに便利だよ?」
「...これで取引は成立しただろう、次の星に向かうぞ。」
メテオの顔は此処に来てからというものずっと険しい。何がそんなに嫌だったのかな?

「ま、引き止めすぎても悪いしねぇ。キミ達には使命があるんでしょ?」
「ならボクらも引き止める理由はないさ。ほら、ボクらの分の宝玉。」
マドがポイッと紫と黄色の宝玉を投げる。メテオが片手でしっかりとキャッチし背を向ける。
「行くぞ。」
「あ、うん。またね~!」
2人は箱舟を停めてある場所へと向かった。

「よかったのぉ、マド?正体告げちゃわなくて。」
2人が見えなくなった後、マリはマドにぼそりと尋ねる。
「別にいいさ。どーせあいつらは旅の途中、もしくは終わりですべてを知る。」
「言い切ったねぇ...根拠は?」
「アカリの一族を調べてみた。まあ案の定あんまり記録は残って無かったけど...あの家系は代々何らかの運命を背負う者ってのは聞いた事あったしさ。」
マリも自分の記憶をたどる。確かにそんな家系があった。そしてその家系は想像性に優れ、武術魔術ともに優れた3人の仲間と共にともに何かの運命を果たしていたのだとか。
「確かにあったねぇ、それがどうしたのぉ?まさかアカリ達に関係あるとでも?」
「ふっるい言い伝えだよ、マリ。その一族の専用武器を隠したとされる神殿、それを開けるためには10の宝玉が必要だと。」
「...その言い伝えはメテオも知ってた、というかボクら全員知ってるはず。これも運命なのかなぁ?」
「さあな。ボクはそれを信じてみたまでだよ。」
マドは大きくあくびをし、家へと戻っていく。マリは意味深な顔をしながら、2人が消えていった先を見つめていた。

「散々な目に遭った...」
箱舟に着くなり、机に突っ伏すメテオ。
「まあ僕もだけど...大丈夫?一旦どこかの星で休憩する?」
「そうだな。...目的地決めていいか?」
「いいけど、どこ?」
「星の都と呼ばれる場所...ティンクラーチュアリ。そこに水色と茜色の宝玉を持つ人物もいる。」

おまけ
「そういえば、メテオの魔力って特殊だって聞いたけど何で?」
「...突然変異、というものらしい。私も師以外に突然変異の魔力を持つ者は見かけなかったな、どんなものなのか未だに解明されてない部分も多く、今は多くの情報が必要ならしい。」
「...メテオ実験体になんてならないでよ?」
「流石にならないさ、変な想像するんじゃない。」
(ていうかメテオに師匠さんっていたんだ...)

2025/11/03 22:35

AZ
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