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創世記〈命と自由〉

#19

いたずらっ子

【魔力装填、射出、発動】
メテオがめちゃくちゃ怖い顔して、画面に銃を向ける。
「え、まさか通信機壊さないよ...」
アカリが言葉を紡ぎ終える前に、メテオは弾を放つ。
画面に当たった弾はすぐに消え、通信が切れていた。

「流石に通信機は壊すわけないだろう。ただあいつらとの接続を強制的に切って、2度とここと接続してやれなくしただけだ。」
「さらっと怖いことやらないでよ。でも、こんなに怒ってるメテオ初めて見たな~。」
「それはそうだ、あいつらのいたずらは質が悪い。」
通信できなくした仕組みを教えて貰うと、【[漢字]破壊[/漢字][ふりがな]デストロイ[/ふりがな]】の魔術を使って通信自体を破壊したらしい。ついでにあっちの通信機も壊したんだとか。心臓に悪いからやめてくれないかな、とアカリは思う。
「魔力の方はどうだ?」
「結構回復してきたよ、今7割ぐらい。」
「次の星に着くまでに全快にしておけ、じゃないとトラップに引っかかるぞ。」
悪戯とかトラップって、そんな怖いものなのかな...
アカリは不思議に思いながらも、体を休める事にした。

体が揺さぶられる。もうちょっと寝かせてよ...
アカリは全く起きる気配が無い。メテオは大きくため息をつき
「あまり気は進まないが...どうしても起きないというのなら。」
と呟く。そもそも何で起こしに来たんだろ...と思っていると、急に体が宙に浮く感じがした。
え、僕何されてるの?今どういう状況?
混乱しているうちに、段々と眠気が覚めてきた。
頬に、柔らかいものが当たる。
びっくりして、飛び起きる。そのせいで、床に勢いよく落ちてしまった。
「おはよう、眠り姫。」
「メテオねえ!!何したの!!!!すごいびっくりしたんだけど!?」

「聞いた事はないか?眠り姫が王子様の口付けで目が覚めるお話の事を。」
「っ~~~~~!!!!メテオの馬鹿!何でそんな事する必要あるの!!」
アカリはメテオを追い掛け回す。メテオはいつもよりちょっと柔らかい、優しい笑顔でアカリを見つめている。
「やはり子供だな、これ程度で動揺するなんて。」
たまにメテオが煽って来るので、アカリの怒りがどんどんヒートアップしていく。
「メテオ~~~!!!!」

追い掛け回されながらも、メテオは心の中で思う。
頬にしたが、本当は口にしてやろうかと思った事は秘密にしておいてやろう。と。

作者メッセージ

おっと?メテオさん?メテオがアカリに抱いている感情は、大切な仲間としての友情なのか。それとも特別な存在としての感情なのか...さてどちらでしょうね?

2025/10/14 19:30

AZ
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