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創世記〈命と自由〉

#18

その後、そして次へ

「じゃあ、宝玉頂戴!後、魔術の使い方も!」
「一気に欲張りすぎだ。」
まだ座り込んでいる2人に向かって、キラッキラの笑顔を向けながらアカリが話しかける。
「ええもちろん、魔術を教えてあげるわ。と言いたいところなんだけど...」
「どっかの誰かのせいで、俺たちは今魔力が無い。だから魔術を使えないんだ。」
チェインはそう言いながら、メテオの方を見る。メテオは静かに目線を逸らした。
「やるからには全力でやると言っただろう?」
「あれ?でもそれじゃ2人家まで帰れなくない?」

「...まあ、そうだな。」
「【[漢字]転移[/漢字][ふりがな]ムービング[/ふりがな]】ぐらいなら数十分休めば発動できるわよ。」
でもなぁ...とアカリは思う。ここ、なんか力の気配がするんだよなぁ。夜とかになったら敵がうじゃうじゃ出てくるのかも...
流石に、そんな中何もできない2人を置いていくわけにはいかない。
「メテオは【[漢字]転移[/漢字][ふりがな]ムービング[/ふりがな]】って使えるの?」
「中級魔法だからな、使えない事はないが。まさかとは思うが...」
「おねがい!送って!」
メテオがやっぱりか、とでも言いたげにため息をつく。まあもとはと言えば己のせいなのだが。
「アカリも巻き添えを食らって魔力が無いんだったな、分かった。」
「流石だな、まあでもあの性格は玉に瑕だけどな♪」
「チェインは黙っていてくれ。」
「おお怖い怖い♪」
メテオは銃に魔力を流し込む。そしてそれを地面に向けて放つ。
【魔術装填、射出、発動】

「助かったわメテオ。貴方も強かったわよ、アカリ。また手合わせ願いたいわね♪」
「んじゃ、これが約束の宝玉だ。」
チェインは赤と虹色の宝玉をアカリに手渡す。が、アカリの手に触れた瞬間ビー玉になってしまった。
「ちょっと!僕達で遊ばないでよ!」
「悪い悪い。面白いからな、お前は。」
そう言って本物の宝玉をポイッと投げる。アカリはそれを器用にキャッチした。
「じゃあね!また遊ぼーねー!」
「また会えるといいわね!」
「じゃあなアカリ!またどっかで会おうぜ!」
そうして、2人はティストチェルトを後にした。

「次はどこに行くの?」
「ここから一番早く会えるのは、マドとマリだな。あまり関わりたくはないが。」
メテオが少し、ばつの悪そうな顔をする。
「何で?よくない事でもあるの?」
「いや、あの二人が厄介な理由は...」
『僕らがこーして悪戯してくるから、だろ?』
『ひっさしぶりだねぇ、メテオ。今まで連絡もなかったのに、な~んで急にこっちに来てるのかなぁ?』
モニターに映った2人を見て、初めてアカリはメテオが舌打ちするところを見た。

2025/10/13 22:01

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