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創世記〈命と自由〉

#29

2人の魔術の仕組み

「マリ~。」
『何~、マド。』
耳に着けた通信機の通信をオンにする。
「そっち相談終わった?」
『とっくの昔に終わってるねぇ。集合する?』
「そーするか。」
ピッ
「集合だってさ、メテオ。」
「その前に着替えたいんだが?」
「[小文字]チッ、[/小文字]1分で着替えてこい。」
「分かった。」

「ねえ、この格好で行くの?」
「そうだねぇ、見せたくないの?」
マリがそう言うとアカリが俯く。
「流石に恥ずかしいよ...着替えていい?」
「[小文字]見せたかったけど、[/小文字]分かったよぉ。1分で着替えておいで。」
同じ事を思い、言ってる2人だった。

「んじゃ、ラスト1個。ボクらの魔術の話だな。」
「アカリには先にちょっと説明したし、メテオもある程度知ってるとは思うんだけどねぇ。」
実際に見せながら教えてくれるようだ。
「ボクは属性魔術、マドは物質系魔術が得意なんだよねぇ。」
「まあ使えない事もないけど、あんまり使い物にはならない。ボクだって属性魔術は付与用にしか使わないしさ。」
「魔術付与?聞いた事はあるけど...」
「私の魔術装填と似ているな。私は魔術全般を物に込めるが、魔術付与は属性魔術を物に付与するんだ。」
「見た方が早いさ。【[漢字]顕現[/漢字][ふりがな]プロデューサー[/ふりがな]】」
マドは魔術で1本の剣を生み出す。マリはそれに火をつける。
「おお~!剣が炎の魔力を帯びてる!」
「これが魔術付与だよぉ。属性付きの魔力を宿らせるっていうイメージに近いかな?」

魔力には性質がある。例えば炎の魔力を持つ人は、魔力を出すだけで周りが熱くなったり火がついたりする。逆に水の魔力を持つ人は周りの湿気が上がったり酷い人は雨がずっと降ってる事も。
そんな風に魔力にも個性がある。そしてそれは複合する事もある。
[小文字](因みにメテオは超珍しい魔力の持ち主。解説は後程。)[/小文字]
「前に調べた時、ボクらは魔力性質が複合タイプだった。」
「【[漢字]時空[/漢字][ふりがな]スペースタイム[/ふりがな]】が1つの分野しか発動できなかったのもそれだねぇ。」
「へえ~、どんなのだったの?」
「ボクは空間と物質の魔力。」「ボクは時と現象の魔力だったんだよねぇ。」
「あ~、道理で強い訳だ。やっとわかったよ...」

アカリが納得したわけ、それは魔力の性質が大まかに3つにわけることができるからだ。
炎、水、風などの現象の魔力と、鉱石、植物、錬成などの物質の魔力、そして減少、増加、重力などの概念の魔力の3つ。
普通はこのくくりの中の1つか2つ程が魔力の性質として現れるのだが、稀にそのくくりが魔力の性質として現れる事がある。それがマドとマリ、と言う訳だったのだ。
...じゃあメテオはどうなんだよ。という話になって来るが。
メテオの魔力は特殊すぎて解明されてない事が多いそう。実際に他にもそういう解明されてない魔力を持つ人は稀に居る。

2025/10/31 23:00

AZ
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