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創世記〈命と自由〉

#28

紺と紫の次は、水色と茜

プルルルル....プルルルル....
「もしもし?」
「やっと出やがった。お前、何やってたんだ?」
お前かよと、舌打ちしながら電話に応答する。
「ちょーどメテオが来てたんだ。お前も来る?」
「いや、俺は遠慮しとく。俺が留守にしたらあいつら困るだろ。」
「お前の親友兼相棒兼恋人はどこ行ったんだよ。」
「任務で出張中。」
来たら絶対面白い事になるのに...と思いながらちらりとメテオを見る。
メテオはまだ項垂れていた。そんなに初心だったか、こいつ?まあ紳士ぶってるあいつの態度は(個人的に)気持ち悪かったから良しとするか。

「てか、要件何なのさ。電話してきた要件。」
「宝玉集めてる奴がいるんだって?お前渡したのかなって思ってな。」
「なんなら今そいつここにいるぜ。宝玉もあげた。」
電話の声は結構びっくりしてる。
「マジかよ。チェイン達もあげたって聞いたし、そいつに会うのが楽しみだな!」
「主、戻った。」
「お、帰ってきた?」
「ぽいな。電話切っていいか?」
うーん、どうせならあいつの事もからかってやろうかな。メテオと似たようなタイプだし。
「電話代わって、あいつに。」
「ヘイヘイ。[小文字]お~い、マドから電話来てんぞ~。[/小文字]」
「...なんだ、マド。」
明るいさっきの声とは違い、低く落ち着いた声が響く。
「いや、多分そろそろそっちにメテオ行くから言っとこうと思ってな。」
「そうか。アカリ、という者もか?」
「主から聞いた?」
「少しだけな。では失礼する。」
プツリと、電話が切れる音がした。

あいつらとの電話はいつもそうだ。
どちらも一匹狼だが、仲間想い。ボクらとは違う意味での、2人で1つ。
「ま~、あっちの方が見てて反応面白いけどな。」
そうして、メテオを起こす。
「さっさと起きろ~、じゃないと大声でお前の本性叫ぶからな~?」
「黙れ。」
こっわw圧がすごいったらありゃしない。

「何でお前に恋愛相談しなきゃいけないんだ...」
「口悪いね~。ま、それがダイに引き継がれたんだろうけど。」
「あいつの話題を出すな。どうせなら私は其方が今話していた相手に相談したかったのだが。」
「あ~、あいつ人を見る目だけはいいもんな。」
ボクらが異常なだけで、あいつも滅茶苦茶強いんだけど。敵にはあんまり回したくないタイプ。

「タキシード気に入った?どうせなら結婚式の時にあげるけ...」
「全力で却下させてもらう。」
あ~あ、お得意のポーカーフェイスが崩れてるぜ。剣士さんよ?

2025/10/28 22:00

AZ
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