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死を連想させる表現があります。ご注意ください。
着いたのは、一見工場にも見える大きな建物。いくつかの小さなビルがくっついているようにも見える。
「⋯⋯ここが、この都市一番だった実験施設の【Eclipse】」
一番だった、という言葉からでもわかるように今はもう廃れ、寂れている。
だから侵入は簡単だった。
つい最近廃業したばかりなのか、中はあまり埃を被っていない。
静かすぎるがゆえに、余計に緊張感が増す。
「ねえ、シャッタードはここのこと知ってるの?」
アカリのふとした質問に、シャッタードの足が止まりかけた。
が、すぐにいつも通りの小さな声で答えを返す。
「一応、ね。僕はこの街出身だったのもあるし、有名だから」
暗くて、表情はよく見えないがきっといつも通りの無表情な顔をしているのだろう。
そう信じて、前に進み続ける。
どれほど歩いただろうか。
もう十分以上は経っている気がする。
メテオも流石に不安になってきたようで、あたりの景色をしっかりと見回している。
「⋯⋯【[漢字]解除[/漢字][ふりがな]キャンセル[/ふりがな]】」
シャッタードが小さく呟くと、壁だった場所に通路ができた。
「これも、もしかして【[漢字]反射[/漢字][ふりがな]リフレクラー[/ふりがな]】の効果?」
「ああ、だがシャッタードの魔法で解除されたのはここだけだ。他の場所はまだ効果が継続している」
「⋯⋯⋯ダイに、この施設全体に魔法をかけるほどの魔力はない⋯」
考えられるのは、ダイの持っている宝玉。
普通、宝玉レベルの魔法石になると魔力をほぼ無尽蔵に蓄え、吸収している。
その魔力を使えば、こんな芸当もできるというわけだ。
だが、無闇矢鱈に【[漢字]解除[/漢字][ふりがな]キャンセル[/ふりがな]】を使えば、魔力は持つが精神力や体力が持たない。
どうするべきか、3人とも考え込む。
「全体攻撃魔法なんてあった⋯?」
「魔弾に込められる魔力や魔法の量にも限界がある。この施設全体は難しい」
「僕も⋯⋯そもそも得意魔法が支援系ばっかりだし⋯」
ちらりと、メテオの顔を見る。
今はいつも通りの大切な仲間だが、あの時は⋯
そこでハッと気がつく。あの時使った魔法が、確か全体技だったはずだ。
「ね、メテオ。【[漢字]顕現[/漢字][ふりがな]プロデューサー[/ふりがな]】でおっきい剣作って!」
「⋯?何に使う気だ?」
不思議がられながらも、そこら辺に落ちている石を大剣へと変える。
そして、とある2つの宝玉を取り出した。
「知ってるんじゃないかな?」
「⋯⋯それ、水色と茜色の⋯」
「あの大技か」
2人の反応に笑顔で頷くと、大きく飛び上がり2つの宝玉の魔力を纏った大剣を振り下ろした。
[大文字][大文字][大文字][太字]「「【闇水・荒れ下ろし】!」」[/太字][/大文字][/大文字][/大文字]
???「ねーねー、この技どうかな?」
??「うわっ、面白そうじゃん」
???「__、___。そろそろ行くぞ」
????「そうそう!私も、___さんも皆待ってるんだよ!」
??「つまんないの!ま、___さんも一回見ていきなよ」
???「見てて見てて!」
[大文字][大文字][大文字][太字]「「【闇水・荒れ下ろし】!」」[/太字][/大文字][/大文字][/大文字]
「⋯⋯ここが、この都市一番だった実験施設の【Eclipse】」
一番だった、という言葉からでもわかるように今はもう廃れ、寂れている。
だから侵入は簡単だった。
つい最近廃業したばかりなのか、中はあまり埃を被っていない。
静かすぎるがゆえに、余計に緊張感が増す。
「ねえ、シャッタードはここのこと知ってるの?」
アカリのふとした質問に、シャッタードの足が止まりかけた。
が、すぐにいつも通りの小さな声で答えを返す。
「一応、ね。僕はこの街出身だったのもあるし、有名だから」
暗くて、表情はよく見えないがきっといつも通りの無表情な顔をしているのだろう。
そう信じて、前に進み続ける。
どれほど歩いただろうか。
もう十分以上は経っている気がする。
メテオも流石に不安になってきたようで、あたりの景色をしっかりと見回している。
「⋯⋯【[漢字]解除[/漢字][ふりがな]キャンセル[/ふりがな]】」
シャッタードが小さく呟くと、壁だった場所に通路ができた。
「これも、もしかして【[漢字]反射[/漢字][ふりがな]リフレクラー[/ふりがな]】の効果?」
「ああ、だがシャッタードの魔法で解除されたのはここだけだ。他の場所はまだ効果が継続している」
「⋯⋯⋯ダイに、この施設全体に魔法をかけるほどの魔力はない⋯」
考えられるのは、ダイの持っている宝玉。
普通、宝玉レベルの魔法石になると魔力をほぼ無尽蔵に蓄え、吸収している。
その魔力を使えば、こんな芸当もできるというわけだ。
だが、無闇矢鱈に【[漢字]解除[/漢字][ふりがな]キャンセル[/ふりがな]】を使えば、魔力は持つが精神力や体力が持たない。
どうするべきか、3人とも考え込む。
「全体攻撃魔法なんてあった⋯?」
「魔弾に込められる魔力や魔法の量にも限界がある。この施設全体は難しい」
「僕も⋯⋯そもそも得意魔法が支援系ばっかりだし⋯」
ちらりと、メテオの顔を見る。
今はいつも通りの大切な仲間だが、あの時は⋯
そこでハッと気がつく。あの時使った魔法が、確か全体技だったはずだ。
「ね、メテオ。【[漢字]顕現[/漢字][ふりがな]プロデューサー[/ふりがな]】でおっきい剣作って!」
「⋯?何に使う気だ?」
不思議がられながらも、そこら辺に落ちている石を大剣へと変える。
そして、とある2つの宝玉を取り出した。
「知ってるんじゃないかな?」
「⋯⋯それ、水色と茜色の⋯」
「あの大技か」
2人の反応に笑顔で頷くと、大きく飛び上がり2つの宝玉の魔力を纏った大剣を振り下ろした。
[大文字][大文字][大文字][太字]「「【闇水・荒れ下ろし】!」」[/太字][/大文字][/大文字][/大文字]
???「ねーねー、この技どうかな?」
??「うわっ、面白そうじゃん」
???「__、___。そろそろ行くぞ」
????「そうそう!私も、___さんも皆待ってるんだよ!」
??「つまんないの!ま、___さんも一回見ていきなよ」
???「見てて見てて!」
[大文字][大文字][大文字][太字]「「【闇水・荒れ下ろし】!」」[/太字][/大文字][/大文字][/大文字]
- 1.プロローグ
- 2.2人の騎士
- 3.2人の騎士〈2〉
- 4.今日の勉強日誌
- 5.今日の勉強日誌〈2〉
- 6.今日の勉強日誌〈3〉
- 7.フライは過保護?
- 8.記憶
- 9.目覚め
- 10.ライの隠し事
- 11.遥かなる旅人よ
- 12.邂逅
- 13.十の宝玉
- 14.光と闇と
- 15.ティストチェルト
- 16.勝負開始!
- 17.決着
- 18.その後、そして次へ
- 19.いたずらっ子
- 20.マドとマリ
- 21.予知夢
- 22.えーと、後いくつだっけ?
- 23.正直言って一番苦手
- 24.焼けて、焼かれて
- 25.トリックスター
- 26.休戦&取引
- 27.意外な事実
- 28.紺と紫の次は、水色と茜
- 29.2人の魔術の仕組み
- 30.そろそろお暇させて?
- 31.ティンクラーチュアリ
- 32.ようこそホーリー王国へ!
- 33.あ、これガチ勢だ
- 34.わあ、BLだぁ
- 35.お茶会しよーよ
- 36.闇に生きる者と光に生きる者
- 37.秘密の秘密
- 38.狂い咲き
- 39.圧倒的な
- 40.暗い__の底
- 41.暗い__の底【2】
- 42.待てと言われて待つ奴が居るか
- 43.実験都市リフレージュ
- 44.シャッタード
- 45.朧月夜
- 46.ご対面は険悪です
- 47.ヒビ割れは溝へと
- 48.不明瞭すぎる未来
- 49.絶
- 50.屍は蘇る
- 51.悪魔の声
- 52.創り始めの音
- 53.再会と再開
- 54.願の神殿
- 55.動け、踊らされるな
- 56.GUARDIAN【1】
- 57.TRAVELER【1】
- 58.KEEPER【1】
- 59.DREAMER【1】