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創世記〈命と自由〉

#47

ヒビ割れは溝へと

「メテオってさ、案外バカ?」
「⋯⋯君だけには言われたくないな」

メテオが操縦室に戻ってみた光景は、呑気にお茶を飲んでいるアカリとシャッタード。
こちとら、シャッタードになにかされてないか心配していたにも関わらず、だ。
シャッタードと会話していたのか、顔を思いっきり歪めてこちらを見てくる。

「⋯聞いてた?」
「バッチリとな」
「⋯⋯忘れてもらうってできる?」
「無理だな」

即答しないでよ!!と暴れるアカリをオロオロしながら見つめているシャッタード。
アカリに会ったときから思ってはいたが⋯やはり似ている。この2人は。
⋯そんな事を考えている場合じゃない。

「暴れるな、言い訳は後でいくらでも聞いてやる」

その一声で、やっと暴れているアカリの動きが止まった。
シャッタードに目線を合わせ、一枚の紙を渡す。
一瞬、無表情なシャッタードの瞳が見開かれる。

「⋯⋯⋯⋯ダイ」
「そう、『因縁つけようぜ』とのことらしい」

2人の間の空気が緊迫している中、アカリだけが空気を読めていない。
2人を交互に見やり、首を傾げる。ことの重大さを1ミリも分かっておらず、困惑するばかりだ。

「そういえばさ、あの鏡の迷路みたいなのなんだったの?」
「⋯⋯あれは、【[漢字]反射[/漢字][ふりがな]リフレクラー[/ふりがな]】で、ダイが得意な魔法⋯」

【[漢字]反射[/漢字][ふりがな]リフレクラー[/ふりがな]】はその名の通り、反射させることができる上級魔法。
だが、よほどの手練となれば空間自体を反射させ、鏡写しの部屋を作って混乱及び幽閉が可能となる。
それこそ、先程アカリが置かれていた状況だ。

「⋯⋯改めてメテオとその友達の怖さがよく分かったよ」
「ダイに関しては友達どころじゃないからな」

ちょっと空気が気まずくなり始めたので、一同外に出る。
飛空艇に【[漢字]夢幻[/漢字][ふりがな]イリュージョナー[/ふりがな]】をかけ、見えなくさせると都市の中心部へと向かう。
目指すは、あの紙に書かれていた住所。

[小文字][小文字][小文字][小文字][小文字][小文字][小文字][小文字][小文字][小文字]「行きたくなかったけどな⋯⋯」[/小文字][/小文字][/小文字][/小文字][/小文字][/小文字][/小文字][/小文字][/小文字][/小文字]
「⋯⋯本当に、この街味気ないね」
「そんな事を言っている場合か。早く行くぞ」

珍しく、メテオが何かに駆られている。それは緊張か、焦りか、はたまた衝動か。
早足になるメテオを、不安そうな瞳で見つめるアカリ。
そのアカリを、シャッタードもどこか複雑そうに見つめていた。
























































「ねえダイ、僕は君の期待に応えられているかな?」
「あの人達とは⋯⋯違うよね?」

作者メッセージ

最近、行間を増やして読みやすくしようと思ってやってみました。
決して厨とかではないんですけどね⋯⋯読みにくかったらまた教えてください!
相変わらず不穏な終わり方になってしまいましたね⋯

2026/01/29 20:00

AZ
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