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創世記〈命と自由〉

#40

暗い__の底

むせ返りそうなほどの濃い魔力がする。
「大丈夫か?」
デルタの問いかけに僕は小さく頷いた。
さっきまで緑の青々としていた樹海は、一気に 黒い海に覆われてしまった。魔力は9割ほどダーマの魔力がするが、残り1割はデルタの魔力のようだ。

「これ、何…?」
水の深さをおおよそ3mほどだろうか、木の上からでも水に手が触れそうだ。
「触らぬ方が良いぞ」
水に手を伸ばしかけた僕の手を、ダーマが声で静止する。
「それは我の闇の魔力、触れば簡単な状態異常 じゃ済まないだろうな」
「それで敵を洗脳したやつがよく言うよ」
すごく物騒なことが聞こえたが、要するに触ると 状態異常の効果がかかるのだろう。
「ていうか、なんでこの技を使ったの?」
2人の魔力が著しく減少していることから、2人の合わせ技らしい。そんな大技、使う必要はあったのだろうか。
「そうでもしなきゃ、あいつを捉えられねぇよ」
「現に不意打ちで当たるつもりだったが、難なく 躱されている」
「まあ殺す気だからな」
バグったようなメテオの声。今まで安心感を与えていたそれが、今はただただ恐怖でしかない。
刹那、すぐに轟音が響く。

「っち、マジで本気じゃねえかこいつ!」
デルタが持っていた大剣を真下に振り下ろす。
それをひらりと避けて、一撃を入れかける。
「【[漢字]闇[/漢字][ふりがな]ダーネス[/ふりがな]】」
ダーマがすぐに助太刀に入り、お互い退く。
「攻撃…読まれてるね」
「当たり前だ、あいつは俺たちがやりたいことを分かってる」
僕もそれを聞いて分かった、というより確信した。そういうことだったんだ、あの技を展開したのは。
「我らの意を汲み取ってくれたようだな」
「空中戦かぁ、僕苦手なんだよね」
けど、と言いつつしっかりと 前を見据える。
もう手加減なんかしない、もう迷わない。
[漢字]狂人[/漢字][ふりがな]バーサーカー[/ふりがな]化が進み、所々バグっているような雰囲気を持っている。

「待っててね、メテオ」
その声は闇に溶けていった。
聞こえたかどうかすら、分からない。

































似たような、悲しみをな何故か僕は見たことがある。

2026/01/13 21:06

AZ
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