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死を連想させる表現があります。ご注意ください。
メテオSide
「っ⋯!?」
いきなり襲われたかと思えば、神殿内の何処かにライ、フライ共々飛ばされる。
咄嗟に受け身を取ったが、追撃の手を緩めてはくれない。
「いきなりひどいね〜」
「我らも審判対象、ということか」
勝手に納得してる2人に状況を説明してほしかったが、そんな悠長に話しかけている時間はなさそうだ。
「【[漢字]夢幻[/漢字][ふりがな]イリュージョナー[/ふりがな]】」
「【[漢字]破壊[/漢字][ふりがな]デストロイ[/ふりがな]】」
「【[漢字]操作[/漢字][ふりがな]オペレーター[/ふりがな]】」
三者三様の魔術を放ち、敵を穿とうとする。
しかし、それが敵に届くことはなかった。
当たった衝撃で起きた土煙が晴れ、視界が澄み渡っていく。
見えたのは、【[漢字]防壁[/漢字][ふりがな]プロテクター[/ふりがな]】の魔術。
「⋯⋯一筋縄ではいかないようだな」
「いや、私ら苦戦させるとかどんな物遺して逝ってんのよ」
「ライ、集中しろ」
その一声で三方向に散る。
さすがにこうも攻撃が激しいと、連携を取るのはかなり難しくなってくるだろう。
メテオはライの発言が気がかりだったが、そんなものは思考の片隅に追いやる。
魔術を弾にいちいち込める時間なんてなかなかない。込めれたとしても中級程度。
今残っている魔弾もたかが知れている。
どうしたものかと悩んでいると、不意に敵⋯GUARDIANが話し出す。
「その力は、主を破滅させる。貴様にその力を操り、主を守れるのか?」
見破られている。自分の性質のことを。
一瞬、心が動揺してしまった隙に攻撃を入れてくる。
「【[漢字]転移[/漢字][ふりがな]ムービング[/ふりがな]】!」
すぐさま弾を入れ替え、魔術を発動し背後へと回る。
何故、それを今言う。
心做しか、体が焦る。不意を突かれた反動だからか、心を見透かされたからなのか。
「仲間を守れず、傷つけるような従者など主は求めていない。主を傷つける盾など、必要とされていない」
「悲しいねぇ、失恋ソング歌いたくなっちゃう」
「っ、呑気なこと行っている場合か。焦れ」
あの2人も、少し動きが単調に見える。
やはり、この敵は心を見ている。その確信ができた。
無意識レベルでも関係なく、心の隙間に針を刺してくる。
分かっていても、避けきれない。
傷つけ、かけた。止めてくれなければ、どうなっていたことか。
その事実が、言葉の重みを増させて深くのしかかる。
「なぜ、動かなかった?眼の前で、命が散っていくのを呆然と見ていた?」
「⋯⋯お前が、それを語る権利はない」
フライの地雷を、踏み抜く音がした。
眼の前の景色が変わっていく。
眼の前で、誰かが命を落としていく光景がやけにゆっくりと流れた。
「メテオくん、これは⋯あったかもしれない君の姿だ」
ライの声も遠くで響いているような感覚がする。
だが、急に視界が鮮明になり現実に戻された。
敵は、片腕が動かせなくなっている。
おそらく、フライがやったのだろう。
「さ〜て、私達も反撃開始かな?」
「⋯ありがとうございます、フライさん」
メテオは魔弾銃を、ライは大剣を、それぞれ構え敵に向き直った。
「っ⋯!?」
いきなり襲われたかと思えば、神殿内の何処かにライ、フライ共々飛ばされる。
咄嗟に受け身を取ったが、追撃の手を緩めてはくれない。
「いきなりひどいね〜」
「我らも審判対象、ということか」
勝手に納得してる2人に状況を説明してほしかったが、そんな悠長に話しかけている時間はなさそうだ。
「【[漢字]夢幻[/漢字][ふりがな]イリュージョナー[/ふりがな]】」
「【[漢字]破壊[/漢字][ふりがな]デストロイ[/ふりがな]】」
「【[漢字]操作[/漢字][ふりがな]オペレーター[/ふりがな]】」
三者三様の魔術を放ち、敵を穿とうとする。
しかし、それが敵に届くことはなかった。
当たった衝撃で起きた土煙が晴れ、視界が澄み渡っていく。
見えたのは、【[漢字]防壁[/漢字][ふりがな]プロテクター[/ふりがな]】の魔術。
「⋯⋯一筋縄ではいかないようだな」
「いや、私ら苦戦させるとかどんな物遺して逝ってんのよ」
「ライ、集中しろ」
その一声で三方向に散る。
さすがにこうも攻撃が激しいと、連携を取るのはかなり難しくなってくるだろう。
メテオはライの発言が気がかりだったが、そんなものは思考の片隅に追いやる。
魔術を弾にいちいち込める時間なんてなかなかない。込めれたとしても中級程度。
今残っている魔弾もたかが知れている。
どうしたものかと悩んでいると、不意に敵⋯GUARDIANが話し出す。
「その力は、主を破滅させる。貴様にその力を操り、主を守れるのか?」
見破られている。自分の性質のことを。
一瞬、心が動揺してしまった隙に攻撃を入れてくる。
「【[漢字]転移[/漢字][ふりがな]ムービング[/ふりがな]】!」
すぐさま弾を入れ替え、魔術を発動し背後へと回る。
何故、それを今言う。
心做しか、体が焦る。不意を突かれた反動だからか、心を見透かされたからなのか。
「仲間を守れず、傷つけるような従者など主は求めていない。主を傷つける盾など、必要とされていない」
「悲しいねぇ、失恋ソング歌いたくなっちゃう」
「っ、呑気なこと行っている場合か。焦れ」
あの2人も、少し動きが単調に見える。
やはり、この敵は心を見ている。その確信ができた。
無意識レベルでも関係なく、心の隙間に針を刺してくる。
分かっていても、避けきれない。
傷つけ、かけた。止めてくれなければ、どうなっていたことか。
その事実が、言葉の重みを増させて深くのしかかる。
「なぜ、動かなかった?眼の前で、命が散っていくのを呆然と見ていた?」
「⋯⋯お前が、それを語る権利はない」
フライの地雷を、踏み抜く音がした。
眼の前の景色が変わっていく。
眼の前で、誰かが命を落としていく光景がやけにゆっくりと流れた。
「メテオくん、これは⋯あったかもしれない君の姿だ」
ライの声も遠くで響いているような感覚がする。
だが、急に視界が鮮明になり現実に戻された。
敵は、片腕が動かせなくなっている。
おそらく、フライがやったのだろう。
「さ〜て、私達も反撃開始かな?」
「⋯ありがとうございます、フライさん」
メテオは魔弾銃を、ライは大剣を、それぞれ構え敵に向き直った。
- 1.プロローグ
- 2.2人の騎士
- 3.2人の騎士〈2〉
- 4.今日の勉強日誌
- 5.今日の勉強日誌〈2〉
- 6.今日の勉強日誌〈3〉
- 7.フライは過保護?
- 8.記憶
- 9.目覚め
- 10.ライの隠し事
- 11.遥かなる旅人よ
- 12.邂逅
- 13.十の宝玉
- 14.光と闇と
- 15.ティストチェルト
- 16.勝負開始!
- 17.決着
- 18.その後、そして次へ
- 19.いたずらっ子
- 20.マドとマリ
- 21.予知夢
- 22.えーと、後いくつだっけ?
- 23.正直言って一番苦手
- 24.焼けて、焼かれて
- 25.トリックスター
- 26.休戦&取引
- 27.意外な事実
- 28.紺と紫の次は、水色と茜
- 29.2人の魔術の仕組み
- 30.そろそろお暇させて?
- 31.ティンクラーチュアリ
- 32.ようこそホーリー王国へ!
- 33.あ、これガチ勢だ
- 34.わあ、BLだぁ
- 35.お茶会しよーよ
- 36.闇に生きる者と光に生きる者
- 37.秘密の秘密
- 38.狂い咲き
- 39.圧倒的な
- 40.暗い__の底
- 41.暗い__の底【2】
- 42.待てと言われて待つ奴が居るか
- 43.実験都市リフレージュ
- 44.シャッタード
- 45.朧月夜
- 46.ご対面は険悪です
- 47.ヒビ割れは溝へと
- 48.不明瞭すぎる未来
- 49.絶
- 50.屍は蘇る
- 51.悪魔の声
- 52.創り始めの音
- 53.再会と再開
- 54.願の神殿
- 55.動け、踊らされるな
- 56.GUARDIAN【1】
- 57.TRAVELER【1】
- 58.KEEPER【1】
- 59.DREAMER【1】