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創世記〈命と自由〉

#3

2人の騎士〈2〉

「戻った。」
「あ、フライ!」
「お帰りフライさん。」
ライは内心ほっとしていた。キハルには重大な使命があるうえ、此方の個人的な都合も押し付けるなんて、14歳の少女には荷が重すぎる。その気持ちは、感情という概念ごと、捨て去ったはずなのに。ずっと、ずっと、ずっと。
「何を考えている、ライ。」
「別に。昔を思い出してただけだよ、アンジュにもこんな時期があったなって話。」
「お母さんのお話?」
咄嗟に、嘘を吐く。半分嘘ではないが。
「まあでも、フライさんが一番引き摺ってたよね~。[下線]あの事[/下線]。」
「いまだに未練がましくなっている其方に言われたくはないな。」
「ふうん?こっちは整理するのは得意分野なんだけどねぇ?」
「括弧に物理のみと入れておいた方が良いぞ?そもそも我無しでは行動できないはずだが。」
「その主従関係今いる?ていうか私ら同じ立場の部下でしょーが。」
喧嘩が、始まりそうだ。
「あれ、でもそれだったら私もライたちと同じ立場なんだよね?」

「そうだな。」
「どんぐりの背比べしてる場合じゃないね。」
どんぐりの背比べって何?どんぐりって背比べしたっけ...?後で調べてみよう。
「またお仕事?私も行こうか?」
「いや、今回は我等だけで片付きそうだ。」
「つまり、早めに帰って来れるって事。いい子で待ってて。」
「行ってらっしゃーい!」
2人はポータルを開け、中に入る。ポータルが完全に閉じるまで、キハルは手を振っていた。
「...魔法薬の続きでもしようかな。」
キハルは階段を駆け上がって行った。

作者メッセージ

考察コメントお待ちしてます。

2025/10/04 23:49

AZ
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