閲覧前に必ずご確認ください

死を連想させる表現があります。ご注意ください。

文字サイズ変更

創世記〈命と自由〉

#37

秘密の秘密

「...少し席を外す。」
メテオがそう言って部屋を出ていったのが10分ほど前の事。
お茶も3杯はおかわりしたし、茶菓子も3人で食べつくした。
圧倒的に暇なのだ。

「あのさ、2人に宝玉を渡した人ってどんな人だったの?」
暇すぎて、そんな質問までしてしまう。
「そん時は、9人だったな。シアンやチェイン、マドとマリ、ダイとシャッタード、俺とダーマ、そしてメテオ。」
「元々は、奇妙な夢を見るという9人で集まっていたんだ。実際に会おうとしてここに集まった時にあの方が現れた。」
奇妙な夢...?ダーマは何でその人の事『あの方』って言うんだろう...
「お前、思った事すぐ口に出るよな。」
「あれ!?聞こえてた!?」
「ああ。」
ダーマがお茶を一口啜り、説明する。
「我々は太古の時代から生き続けている種族の一つ、そして同時期に生まれた光の一族の末裔が我々に宝玉をくれたあの方...」
「アポロ。確かそんな名前だっけな、お前にそっくりだったよ。」

「ていうか、シャッタードとダイって誰?」
「今更かよ。」
それはな、とデルタが口を開いたその時。

[太字][大文字][大文字][大文字]ドォーン!!!!!!!![/大文字][/大文字][/大文字][/太字]

城の裏手の森から、強烈な破壊音が響き渡った。
「チッ、その説明は後だ!今は行くぞ!」
2人が部屋を飛び出す。一瞬遅れて、アカリもそれに着いていく。
「ここの裏手の森ってそんな凶暴なモンスターでもいるの⁉」
「モンスターではない。」
ダーマはいつも通り平静を保っている。デルタも叫んではいたが、案外冷静そうだ。
「モンスターよりも凶暴な...」

「「怪物だよ/だ」」

ていうか僕、武器無くない...?

[水平線]
十数分前
部屋の外に、出たはいいが。
「っ...どうして、こんな時に...」
思わず、声が漏れる。
次暴走すれば、どこかの星が壊れてしまうかもしれないというのに。
近くの木にもたれかかり、ずるずると座り込む。あまり、体力も無くなってきた。
暴走したとして、仲間にこんな姿はさらしたくない。もうバレてるあいつらには仕方ないが。
「嫌われ、たくない...」
無意識のうちに、涙がボロボロと零れ落ちてきた。

それが、決壊の引き金になってしまった。

2025/12/16 16:30

AZ
ID:≫ 02G2GKZWXLhTI
コメント

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はAZさんに帰属します

TOP