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創世記〈命と自由〉

#2

2人の騎士

「ただいま~。」
戸を開けるが、誰もいない。まだか...と少ししょぼんとしていると、後ろから誰かに抱きかかえられる。
「だ~れだ?」

「こんな事するの、ライしかいないよ。」
「まあ、バレるよね~。フライさんこんな事しないもんね~。」
逆立ったピンク髪に黄色のメッシュが入った男騎士、ライ。基本楽観主義者で楽しけりゃいいでしょ、というだいぶ大雑把な性格なのでもう一人の騎士、フライとは相性が悪い。
「でも、ライやフライと一緒に居るの心があったかくなるんだ。これってどんな感情かな?」
「...きっと、君がそれを大切にしていたら分かると思うよ。」
反応が、少し遅れる。キハルはライの瞳をじっと見つめる。
「また、変な顔してる。」
「変な顔?」
変顔してたつもりはないんだけど...と呟くライに、そうじゃなくてね、と続けるキハル。
「いつも目からは何にも感じないのに、たまにすごく暗い感じがするの。何て言う気持ちなのかはわからないけど。」
しまった、とライは思わず言葉を小さく零す。感情を知らないが故に、キハルの今の状況や背景も重なって彼女は知的好奇心が高い。その上、感情にはかなり敏感なのである。
「それは、その気持ちは、いらないもの。だから私は捨てたんだよ。」
「気持ちは大切にしなきゃだめだよ?」
そうじゃないんだ、キハル。
「この気持ちは、きっと君を縛り付ける。」

作者メッセージ

思い出を読んだ人は、ライの気持ちが分かるかもですね。

2025/10/04 23:35

AZ
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