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死を連想させる表現があります。ご注意ください。
「ただいま~。」
戸を開けるが、誰もいない。まだか...と少ししょぼんとしていると、後ろから誰かに抱きかかえられる。
「だ~れだ?」
「こんな事するの、ライしかいないよ。」
「まあ、バレるよね~。フライさんこんな事しないもんね~。」
逆立ったピンク髪に黄色のメッシュが入った男騎士、ライ。基本楽観主義者で楽しけりゃいいでしょ、というだいぶ大雑把な性格なのでもう一人の騎士、フライとは相性が悪い。
「でも、ライやフライと一緒に居るの心があったかくなるんだ。これってどんな感情かな?」
「...きっと、君がそれを大切にしていたら分かると思うよ。」
反応が、少し遅れる。キハルはライの瞳をじっと見つめる。
「また、変な顔してる。」
「変な顔?」
変顔してたつもりはないんだけど...と呟くライに、そうじゃなくてね、と続けるキハル。
「いつも目からは何にも感じないのに、たまにすごく暗い感じがするの。何て言う気持ちなのかはわからないけど。」
しまった、とライは思わず言葉を小さく零す。感情を知らないが故に、キハルの今の状況や背景も重なって彼女は知的好奇心が高い。その上、感情にはかなり敏感なのである。
「それは、その気持ちは、いらないもの。だから私は捨てたんだよ。」
「気持ちは大切にしなきゃだめだよ?」
そうじゃないんだ、キハル。
「この気持ちは、きっと君を縛り付ける。」
戸を開けるが、誰もいない。まだか...と少ししょぼんとしていると、後ろから誰かに抱きかかえられる。
「だ~れだ?」
「こんな事するの、ライしかいないよ。」
「まあ、バレるよね~。フライさんこんな事しないもんね~。」
逆立ったピンク髪に黄色のメッシュが入った男騎士、ライ。基本楽観主義者で楽しけりゃいいでしょ、というだいぶ大雑把な性格なのでもう一人の騎士、フライとは相性が悪い。
「でも、ライやフライと一緒に居るの心があったかくなるんだ。これってどんな感情かな?」
「...きっと、君がそれを大切にしていたら分かると思うよ。」
反応が、少し遅れる。キハルはライの瞳をじっと見つめる。
「また、変な顔してる。」
「変な顔?」
変顔してたつもりはないんだけど...と呟くライに、そうじゃなくてね、と続けるキハル。
「いつも目からは何にも感じないのに、たまにすごく暗い感じがするの。何て言う気持ちなのかはわからないけど。」
しまった、とライは思わず言葉を小さく零す。感情を知らないが故に、キハルの今の状況や背景も重なって彼女は知的好奇心が高い。その上、感情にはかなり敏感なのである。
「それは、その気持ちは、いらないもの。だから私は捨てたんだよ。」
「気持ちは大切にしなきゃだめだよ?」
そうじゃないんだ、キハル。
「この気持ちは、きっと君を縛り付ける。」
- 1.プロローグ
- 2.2人の騎士
- 3.2人の騎士〈2〉
- 4.今日の勉強日誌
- 5.今日の勉強日誌〈2〉
- 6.今日の勉強日誌〈3〉
- 7.フライは過保護?
- 8.記憶
- 9.目覚め
- 10.ライの隠し事
- 11.遥かなる旅人よ
- 12.邂逅
- 13.十の宝玉
- 14.光と闇と
- 15.ティストチェルト
- 16.勝負開始!
- 17.決着
- 18.その後、そして次へ
- 19.いたずらっ子
- 20.マドとマリ
- 21.予知夢
- 22.えーと、後いくつだっけ?
- 23.正直言って一番苦手
- 24.焼けて、焼かれて
- 25.トリックスター
- 26.休戦&取引
- 27.意外な事実
- 28.紺と紫の次は、水色と茜
- 29.2人の魔術の仕組み
- 30.そろそろお暇させて?
- 31.ティンクラーチュアリ
- 32.ようこそホーリー王国へ!
- 33.あ、これガチ勢だ
- 34.わあ、BLだぁ
- 35.お茶会しよーよ
- 36.闇に生きる者と光に生きる者
- 37.秘密の秘密
- 38.狂い咲き
- 39.圧倒的な
- 40.暗い__の底
- 41.暗い__の底【2】
- 42.待てと言われて待つ奴が居るか
- 43.実験都市リフレージュ
- 44.シャッタード
- 45.朧月夜