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創世記〈命と自由〉

#35

お茶会しよーよ

「そこ、話終わったか?」
「デルタがお菓子くれるって!」
流れていた不穏な空気をかき消すようにやってきた2人。
「1つはな。アカリ、食い意地を張りすぎるなよ?」
「それは主にも言える事であろう、もう一つの方は茶会の途中にでもするとしようか。」
目論見通り、2人はすぐに打ち解けていたらしい。何となく似ている部分があるからな、あの2人。
「そうだー、ダーマに聞きたいことあったんだ!」
「それも茶会の途中でよいか?」
「いいよー!そんなに急ぎの話じゃないし。」

「うめぇなこの菓子。ダーマ、これどっから仕入れた奴だ?」
「それを聞きたくば一度手を止めろ。半分は其方が食べているぞ。」
「アカリも食べすぎだ、止まれ。」
「え?まだ半分しか食べてないけど?」
半分「も」食べてるんだよっ!!!と突っ込みたくなったが、あえて2人は触れない。両者にとってこれは日常の事だからだ。
「してメテオ。あの話は此処ではしにくいのではないか?」
「まあ、そうだな。後でも別に構わない、アカリの話を優先してくれ。」
そうやって話題がアカリに振られる。アカリは口に詰め込んでいた菓子を一気に飲み込むと、質問を話し始めた。
「デルタに聞いたんだけどさー、君たち婚約してるんでしょ?跡継ぎとかどうするの?」

・・・・・。

「今答えなければダメか?」
「うん!だってデルタ教えてくれなかったんだもん!」
ダーマがデルタの事を思いっきり睨んでたのは気付かなかった事にしよう。
「確か、ダーマの一族はどこか特殊だとは本人から聞いたが...流石にやめておいた方がいいんじゃないか?」
「答えられなくはない...が、少し古傷を抉られただけだ。」
紅茶を一口口に含み、ゆっくりと息を吐く。
「すまねぇな、ダーマ。こればっかりはお前から説明させた方がいいと思ったんだが。」
「構わない。では、説明しようか。」

我は闇に生きる者、イブルの王家の者で、主であるデルタはホーリー王国の王家の者。
最初期の方は長らく戦争続きだったが2年もすると冷戦状態になっていた、その時の話だ。我らが出会ったのは。

2025/12/07 19:20

AZ
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