「それでは、優秀作品賞を受賞した水野さんの作文の発表です」
バッと、画面に手書きの作文が映し出される。
私は、嘘をつかないよう、人に優しくあれるように生きてきました。
誰かの苦しみを、分かち合えるようにと努力して生きてきました。
[斜体]『お前じゃ誰も救えない』[/斜体]
そうやって罵倒されて、分かり会えなかった時もありました。
そんな時は、なんで分かりあえなかったのか、どうして拒絶されたのかをいつも考えるようにしています。
だから、誰かの希望が打ち砕かれた時私はその人の側にいて支えてあげたいのです。
失って気づくこともあります、それでも悲しみは辛さは消えません。
絶望を、憎悪を、悲哀をうまく言葉にできなくても、叫びたいときだってあります。
私は、それを見て、受け止めてあげたいんです。
私は、誰にどう見られているのかわかりません。
でも、どんな答えが返ってきたとしても、私は聞き続けます。
八方美人にはなれないけれど、一人一人に向き合うことはできるからです。
心の傷は、誰にも見えないです。だから、相手が傷ついてしまったかどうかもすぐにはわかりません。
だから、大切にしなくてはいけないんです。
とっても繊細で優しい心ほど、傷ついてしまうからです。
これだけは、毎日が過ぎていっても、記憶として残さなければならないと思っています。
会えなくなる人は増えていくけれど、その人の存在を忘れてしまっては何処にも存在できなくなるのです。
もし願いが叶うのなら、私よりも、今傷ついている誰かの優しい夢を叶えてほしいと思っています。
誰かが笑っている、誰かが褒め称えられているその中に、誰も泣いていないと言い切れますか。
貴方はずっと答えを探して、悩み続けてきた素晴らしい人です。
そんな人ほど、報われなくてはいけません。
最後は、水野さん自身が作文を読み上げる。
「誰かを忘れることは、その人を大切にしていないのと同じです。
ずっと、その人は大切にしてほしいと願っているにも関わらずです」
「私は、この文章を通して、今悩んでいるすべての人に、それは間違いではなくて正しいことだと伝えたいです。
希望が消えても、誰かに嘲笑われても、貴方自身がまだいます。
誰かに覚えていてもらう限り、貴方は消えません。
叫んでください。その思いを伝えてください。
きっと見て、聞いてくれる人はいます。」
歓声と、拍手が起きた。
でも、水野さんは大喜び、というわけでもない。
ずっと、どこかを見つめている。
この中で、悩み続けている人がいないか、探し続けている。
「最後に。私は、いつまでも待っています。貴方が答えを出す日まで、ずっと、待っています」
バッと、画面に手書きの作文が映し出される。
私は、嘘をつかないよう、人に優しくあれるように生きてきました。
誰かの苦しみを、分かち合えるようにと努力して生きてきました。
[斜体]『お前じゃ誰も救えない』[/斜体]
そうやって罵倒されて、分かり会えなかった時もありました。
そんな時は、なんで分かりあえなかったのか、どうして拒絶されたのかをいつも考えるようにしています。
だから、誰かの希望が打ち砕かれた時私はその人の側にいて支えてあげたいのです。
失って気づくこともあります、それでも悲しみは辛さは消えません。
絶望を、憎悪を、悲哀をうまく言葉にできなくても、叫びたいときだってあります。
私は、それを見て、受け止めてあげたいんです。
私は、誰にどう見られているのかわかりません。
でも、どんな答えが返ってきたとしても、私は聞き続けます。
八方美人にはなれないけれど、一人一人に向き合うことはできるからです。
心の傷は、誰にも見えないです。だから、相手が傷ついてしまったかどうかもすぐにはわかりません。
だから、大切にしなくてはいけないんです。
とっても繊細で優しい心ほど、傷ついてしまうからです。
これだけは、毎日が過ぎていっても、記憶として残さなければならないと思っています。
会えなくなる人は増えていくけれど、その人の存在を忘れてしまっては何処にも存在できなくなるのです。
もし願いが叶うのなら、私よりも、今傷ついている誰かの優しい夢を叶えてほしいと思っています。
誰かが笑っている、誰かが褒め称えられているその中に、誰も泣いていないと言い切れますか。
貴方はずっと答えを探して、悩み続けてきた素晴らしい人です。
そんな人ほど、報われなくてはいけません。
最後は、水野さん自身が作文を読み上げる。
「誰かを忘れることは、その人を大切にしていないのと同じです。
ずっと、その人は大切にしてほしいと願っているにも関わらずです」
「私は、この文章を通して、今悩んでいるすべての人に、それは間違いではなくて正しいことだと伝えたいです。
希望が消えても、誰かに嘲笑われても、貴方自身がまだいます。
誰かに覚えていてもらう限り、貴方は消えません。
叫んでください。その思いを伝えてください。
きっと見て、聞いてくれる人はいます。」
歓声と、拍手が起きた。
でも、水野さんは大喜び、というわけでもない。
ずっと、どこかを見つめている。
この中で、悩み続けている人がいないか、探し続けている。
「最後に。私は、いつまでも待っています。貴方が答えを出す日まで、ずっと、待っています」