[漢字]萌香[/漢字][ふりがな]もか[/ふりがな]「図書館行こう」
[漢字]酸雨[/漢字][ふりがな]すう[/ふりがな]「何だよ唐突に」
引きずりながら図書館へレッツゴー
萌香「この本面白そうじゃない?」
酸雨「何その本」
萌香「短編集なんだけど」
話聞けよ!と怒鳴る。本人は全く聞く耳を持っていない。
酸雨「⋯なんか面白い話あるのか?」
萌香「例えば⋯塩から手が生えてくる話とか」
酸雨「うんどんな話?」
萌香「ある人が爪を捨てて、そのまま帰れって言われた話とか」
酸雨「なんの徳にもならない話」
酸雨は嫌な予感がしていた。この本、ろくな話ないんじゃないか⋯と。
酸雨「⋯他」
えーっとね、とページをパラパラ捲る。地味に分厚い本だな。
あるページで萌香が手を止める。
萌香「ゴスペルがだいっきらいで絶対許さないマンの人の話とか」
酸雨「まあ、人それぞれだしな⋯」
萌香「出川って人が散歩して変だって言われまくる話とか」
酸雨「別に誰が散歩しても変じゃねぇだろうが」
完全にツッコミに回った酸雨。どんどんどんどん萌香はページを開けていく。もう呪いの本なんじゃないかなこれ。
萌香「インゲン崇拝した団体の末路とか⋯」
酸雨「地味に怖いし逆にインゲンって嫌悪されがちだろ(個人の意見です)」
そして、特に文字がびっしりと書き込まれているページを開いて狂ったように読み始める。
萌香「お酒に酔って変な事件を起こしまくった私は青春の化身だとか言っている大馬鹿者の話で回りながらステップ踏んでA4一枚百円の印刷機に値引き交渉してるんだけど最後はおっさんに変化してボートに乗って大海原に旅に出るっていう話とか」
酸雨「おい、まじでお前呪われてないか⋯」
萌香「後はアンディっていう外人が夢でおっさんになったりシャアになったりする話とか息子にあげた一寸法師をなくすなよ?大事にしろよ?と何度も言ったにも関わらず結局失くしてくる話とか指先がクルックルになった人たちで便所を奪い合って戦争起こしたりとかムスカがあっかんべして実質三千円のピザ食べてる話とか色々あるよ」
酸雨「地味に怖い話混じってるし著作権大丈夫かよこれ」
萌香「まだ聞く?」
酸雨「まだあるのかよ」
またページをパラパラと捲り、概要を語る。
萌香「完全体になったスフィーゲルにツァーデッハイしてヴィーナスをCoolって褒め称える話とか」
酸雨「もう文字も読めなくなったか」
萌香「読めてるわ」
キレながらも丁寧にページを捲る。⋯どこまであるんだろこれ。
萌香「あとは⋯メガネを新しく仕入れた人といいやんってめっちゃ言ってくる人がハイスピードで飛ぶハエを追いかける話とか」
酸雨「もうツッコミする気力もねぇわ」
そしてまた、玲のびっしりと文字が書き込まれたページが出てきた。
もう分かってる。こいつが狂ったように話を読み出すことは。
萌香「お酒に酔ってリプレイボタンとなった私は青春の化身だとか言っている大馬鹿者の話で回りながらステップ踏んでA4に描かれたテリーマンに話しかけてるんだけど最後はお茶のん出て茶柱立ったと思ったら屁コキした話とか」
酸雨「なんか聞いたことあるな」
萌香「後はアンディっていう外人が夢でおっさんになったりシャアになったりする話とか息子にあげた一寸法師をなくすなよ?大事にしろよ?と何度も言ったにも関わらず結局失くしてくる話とか指先がクルックルになった人たちで便所を奪い合って戦争起こしたりとかムスカがあっかんべして実質三千円のピザ食べてる話とか色々あるよ」
酸雨「それさっきも聞いたわ2回目」
こいつ、とうとう自分がどの話を読んだのかも忘れたのか?
萌香「後はね、皆でラーラーラーって歌ったり」
酸雨「ゴスペル許せないマンが聞いたらブチギレするな」
萌香「オーオーオーって歌ったり」
酸雨「語彙力も持っていかれたか」
そして突然、立ち上がって叫びだす。
萌香「ウーロンハイ出しまくってやろうぜ!!」
酸雨「やめて!?ここ図書館!!」
まあ、予想通り一斉に人がこっちを見た。もうこいつ病院直行させようかな⋯
萌香「米寿は長生きする必要ない!!純愛は爆発しろ!!お前らの椅子蹴っ飛ばしてやらァ!!」
司書さん「うるせぇガキ!!」
一発、司書さんが萌香を殴った。
ふらふらと椅子に座る。そして、最後のページを読み始めた。
萌香「あのね、アンディっていう外人が夢でおっさんになったりシャアになったりする話とか息子にあげた一寸法師をなくすなよ?大事にしろよ?と何度も言ったにも関わらず結局失くしてくる話とか指先がクルックルになった人たちで便所を奪い合って戦争起こしたりとかムスカがあっかんべして実質三千円のピザ食べてる話とか色んな話があって面白いね」
酸雨「いい加減やめろ、3回目だぞ?」
萌香「この本借りていい?」
酸雨「やめとけ、絶対」
〜END〜
[漢字]酸雨[/漢字][ふりがな]すう[/ふりがな]「何だよ唐突に」
引きずりながら図書館へレッツゴー
萌香「この本面白そうじゃない?」
酸雨「何その本」
萌香「短編集なんだけど」
話聞けよ!と怒鳴る。本人は全く聞く耳を持っていない。
酸雨「⋯なんか面白い話あるのか?」
萌香「例えば⋯塩から手が生えてくる話とか」
酸雨「うんどんな話?」
萌香「ある人が爪を捨てて、そのまま帰れって言われた話とか」
酸雨「なんの徳にもならない話」
酸雨は嫌な予感がしていた。この本、ろくな話ないんじゃないか⋯と。
酸雨「⋯他」
えーっとね、とページをパラパラ捲る。地味に分厚い本だな。
あるページで萌香が手を止める。
萌香「ゴスペルがだいっきらいで絶対許さないマンの人の話とか」
酸雨「まあ、人それぞれだしな⋯」
萌香「出川って人が散歩して変だって言われまくる話とか」
酸雨「別に誰が散歩しても変じゃねぇだろうが」
完全にツッコミに回った酸雨。どんどんどんどん萌香はページを開けていく。もう呪いの本なんじゃないかなこれ。
萌香「インゲン崇拝した団体の末路とか⋯」
酸雨「地味に怖いし逆にインゲンって嫌悪されがちだろ(個人の意見です)」
そして、特に文字がびっしりと書き込まれているページを開いて狂ったように読み始める。
萌香「お酒に酔って変な事件を起こしまくった私は青春の化身だとか言っている大馬鹿者の話で回りながらステップ踏んでA4一枚百円の印刷機に値引き交渉してるんだけど最後はおっさんに変化してボートに乗って大海原に旅に出るっていう話とか」
酸雨「おい、まじでお前呪われてないか⋯」
萌香「後はアンディっていう外人が夢でおっさんになったりシャアになったりする話とか息子にあげた一寸法師をなくすなよ?大事にしろよ?と何度も言ったにも関わらず結局失くしてくる話とか指先がクルックルになった人たちで便所を奪い合って戦争起こしたりとかムスカがあっかんべして実質三千円のピザ食べてる話とか色々あるよ」
酸雨「地味に怖い話混じってるし著作権大丈夫かよこれ」
萌香「まだ聞く?」
酸雨「まだあるのかよ」
またページをパラパラと捲り、概要を語る。
萌香「完全体になったスフィーゲルにツァーデッハイしてヴィーナスをCoolって褒め称える話とか」
酸雨「もう文字も読めなくなったか」
萌香「読めてるわ」
キレながらも丁寧にページを捲る。⋯どこまであるんだろこれ。
萌香「あとは⋯メガネを新しく仕入れた人といいやんってめっちゃ言ってくる人がハイスピードで飛ぶハエを追いかける話とか」
酸雨「もうツッコミする気力もねぇわ」
そしてまた、玲のびっしりと文字が書き込まれたページが出てきた。
もう分かってる。こいつが狂ったように話を読み出すことは。
萌香「お酒に酔ってリプレイボタンとなった私は青春の化身だとか言っている大馬鹿者の話で回りながらステップ踏んでA4に描かれたテリーマンに話しかけてるんだけど最後はお茶のん出て茶柱立ったと思ったら屁コキした話とか」
酸雨「なんか聞いたことあるな」
萌香「後はアンディっていう外人が夢でおっさんになったりシャアになったりする話とか息子にあげた一寸法師をなくすなよ?大事にしろよ?と何度も言ったにも関わらず結局失くしてくる話とか指先がクルックルになった人たちで便所を奪い合って戦争起こしたりとかムスカがあっかんべして実質三千円のピザ食べてる話とか色々あるよ」
酸雨「それさっきも聞いたわ2回目」
こいつ、とうとう自分がどの話を読んだのかも忘れたのか?
萌香「後はね、皆でラーラーラーって歌ったり」
酸雨「ゴスペル許せないマンが聞いたらブチギレするな」
萌香「オーオーオーって歌ったり」
酸雨「語彙力も持っていかれたか」
そして突然、立ち上がって叫びだす。
萌香「ウーロンハイ出しまくってやろうぜ!!」
酸雨「やめて!?ここ図書館!!」
まあ、予想通り一斉に人がこっちを見た。もうこいつ病院直行させようかな⋯
萌香「米寿は長生きする必要ない!!純愛は爆発しろ!!お前らの椅子蹴っ飛ばしてやらァ!!」
司書さん「うるせぇガキ!!」
一発、司書さんが萌香を殴った。
ふらふらと椅子に座る。そして、最後のページを読み始めた。
萌香「あのね、アンディっていう外人が夢でおっさんになったりシャアになったりする話とか息子にあげた一寸法師をなくすなよ?大事にしろよ?と何度も言ったにも関わらず結局失くしてくる話とか指先がクルックルになった人たちで便所を奪い合って戦争起こしたりとかムスカがあっかんべして実質三千円のピザ食べてる話とか色んな話があって面白いね」
酸雨「いい加減やめろ、3回目だぞ?」
萌香「この本借りていい?」
酸雨「やめとけ、絶対」
〜END〜