文字サイズ変更

異世界勇者、20世紀に転生す ~現代社会でもハッスルハッスル~

#1

其の一 「暇人と変人の出会い」

[太字]朝田視点[/太字]
どうやら、大学に入る前まで夢見ていたハッピーライフは幻想だったらしい。俺、こと[漢字]朝田赳丞[/漢字][ふりがな]あさだきゅうすけ[/ふりがな]は、陰鬱な溜息をついた。
陰鬱になっても仕方がないだろう。朝は早く起き、そのまま車で大学へ。講義をなんとか乗り切ったと思えば、夜はバイトで時間が潰れる。フラッフラの深夜にようやく帰宅し、自家発電をする間もなく眠りにつく。そして、寝たのかどうか分からないまま、朝起きてまた大学へ...同じことの繰り返しだ。
せめて日常に、《非日常》が欲しい。刺激が欲しい。他の誰にもないことを体感したいのだ。あぁ...と、俺は中二のころにハマっていた、異世界転生系の漫画を思い出した。かつてドップリ中二病に犯されていた俺にとっては、死んだら異世界に飛ばされて、強いスキルを持って、魔王を楽々と倒して俺tueeeすることが夢だったのだ。そもそも夢の第一段階から不可能である。今度は自嘲気味な溜息が漏れる。疲れているんだ、きっと。何が異世界転生だ。そんなこと考えてる時点で、きっと俺はまだ中二病が完治したわけではないのだろう。何ということだ。現在19歳、まさか5年近くもかの病を引きずっているとは。
これは重症患者だな。現実を見よう。上を向いて歩こう。そんなことを考えつつも、俺は交差点を渡るにあたって、事故に遭わないように前を見る。上を向いて歩こうとは危険な考えだ。けしからん。俺が間違っていた。
さすがに交差点は、平日の昼といえど混んでいる。暇人ばかりだ。いや、自分もまぎれもなくその暇人のうちの一人なんだが。今日は大学を休んだ。なんとなく、行く気がなかったのだ。今日の朝の運勢は大凶。ラッキーアイテムは赤い布だ。なので赤い布を探そうと思う。決して占いを信じているわけではない。あまりにヒマだからだ。
みーぎ、ひだり、みーぎ、まえよし!いつか習った掛け声を胸中に唱え、交差点を渡る。すると、目の前に何かがあった。なんとラッキーアイテム。赤い布ではないか。...一応、そのラッキーアイテムは付属品が付いていた。剣を握り、甲冑を装備した人間という付属品が。
...全く以て意味不明だ!

[太字]ジーク視点[/太字]
いやぁ、死んじゃった。これは参った。まさか、東の平野に新種の魔物が出るなんて、驚いた。さすがに対策が無い以上、勝つのは無理ってもんだ。成すすべなくフルボッコ。助けを求めようにも、生憎ソロときている。あはは...参った参った。
というかなんで意識が途切れないのかね。確かに一度は意識が途切れた。でも、さっき意識だけが復活したんだよ。
どうしてなんだか。まさか死後の世界ってやつかな。僕は今そこにいるのかな。確かに、さっきから耳元で轟々とうるさいわけ。魔物の鼻息じゃないよね。「キキーーッ!」とか、「キィィィーッッ!」とかしょっちゅう耳元で聞こえる。
目を開けてみようか?
いやいや、しかしここは一体どこなんだ。怖くて目を開けらんないよ。ええい、ままよ。僕は覚悟を決め、目を開けようと試みた。そのときだった。
「:*;^¥¥+}}}」」?」
聞きなれない言語が耳に飛び込んできた。

[太字]朝田視点[/太字]
うわっ、こいつ目を開けやがった。仕方がない。ラッキーアイテムはお預けか。

作者メッセージ

連載小説って、継続バカ難しいんだね

2026/01/08 15:20

人生ガチ勢
ID:≫ 4p8kMu1mK/PwE
コメント

この小説につけられたタグ

異世界転生

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は人生ガチ勢さんに帰属します

TOP