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最後の人間になった人の運命

25〇〇年、地球に住んでいる人間の頭にいろいろな角が生えていた。
「うぁ、何だこれ!」
「とれねぇぞ!」
「助けて〜」
などの言葉が世界中を飛び回った。
ネットでは、獣人と一緒というハッシュタグで、角の生えた人間の写真がのっていた。
角の生えた人間はいつしか、獣人と呼ばれるようになった。
獣人は、角のことを研究するために、南極にある大きな研究所に集められていた。
そこでは、獣人達を番号で呼び、監獄のように檻に閉じ込め、拷問台に大の字に寝かせ、
角を切ったり、死ぬかもしれないという状況を作りだし、能力を持っているのかを調べた。
その結果わかったのは、角が生えた理由は、脳に新種のウイルスが入り込んだこと、そして、角の部分にウイルスが住み着いて
いて無理やり取ろうとすれば、ウイルスをバラまくことになる。そして、能力はあって角ごとにあって、
シカの角ならジャンプが得意になり、羊の角なら情報収集力が上がる、鬼の角なら怪力になる、などその角ごとに
能力が違うとわかった。だが研究所が一番驚いたのは、角の頂点に直径5mmほどの穴があり、そこからウイルスが放出していることがわかった。だから、研究員のほとんどが獣人になってしまった。

時はすぎ35〇〇年、約1000年の間に人類は、1人を除いて全員が獣人になってしまった。
ただ一人の人間、生神 ユウキは、1000年前は、獣人が研究されていた研究所に収監され、体を研究されていた。
ユウキは、10才の時、研究員の獣人に捕まり、研究所につれて来られた。
それから5年の年がたった。
(ああ、俺は、この研究所で一生過ごすか)
と牢屋のなかで考えた。その時、
『おいっ人間、研究の時間だ。』
と研究員の声が聞こえてきた。
「はぁ〜い」
ユウキは言われるがままに動いた。
拷問台に寝かされ、麻酔を打たれた。起きると牢屋の中だった。
(今日の研究はもう終わったのか)
次の日、
『おいっ、人間こい』
(あれ?今日は実験じゃないのかな?)
いつもと違う研究員の呼びかけをユウキは不思議に思った。
立ち上がると、研究員が入ってきて。手足を後ろに回され、背中との間に木の棒をとうされ他の研究員に運ばれて行った。
「おいっどこに連れて行くんだよ、放せ!」
『黙れ人間、もうお前は用済みだ、今日、獣人の前で公開処刑をする。』
と言われユウキは真っ青になり、言葉を失った。
『やっと静かになったか。もうつくぞ』
と言われたので前を見ると、打首の台がありその周りには、獣人がいた。
『これから、人間・生神 ユウキの公開処刑を始める。』
研究員が言うがままに、ユウキは処刑台にセットされた。
(ああ、これが最後の人間になった人の運命か)
ユウキがそう思ったのと同時に
ザシュッ
と首が切れる音がし、ユウキの首が、転がっていた。

2025/04/13 21:23

ask
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