気になっている人の脳内がドぴんくだった件
「これが人の脳内が分かる薬…」
今俺が手にしているのは
人の脳内が分かる薬だ。
この薬を手に入れたのは、
気まぐれで外をふらついていたとき。
「其処の若僧。薬はいらんか?」
人気のない道で老人が薬を売っていた。
その道をふらついていた俺は
謎の老人に話しかけられた。
「薬…ですか?…」
「ああ、薬だ。何でもあるぞ。
腹痛にならない薬、鳩の糞が落ちない薬、
透明人間になれる薬、人の脳内が分かる薬
他には…」
「人の脳内が分かる薬…」
「あぁ、この薬か?
この薬はとても凄くての、
自分が見たい者の脳内…つまり
考えていることがわかる凄い物じゃ。
どうだ?欲しいなら無料でやるぞ。」
「少し胡散臭いが…その薬ください。」
「まいど。
使い方は薬を飲み、脳内を見たい相手の前で
心の中でロセミヲカナノマタアと唱えるんじゃ。」
最初は胡散臭いと思い、スルーしようとした。
しかし何故か興味を持ってしまい、
俺は人の脳内が分かる薬を手に入れてしまった
「にしても、使い道があまり浮かばない。
…取り合えず家族で試してみるか。」
薬のビンには5つ錠剤が入っていた。
本当に効き目があるのかどうかはわからないが
俺は取り合えず一錠だけ飲み、
家に帰った。
「ただいまー母さん」
「あらお帰りなさい。」
早速母さんの脳内を見てみよう。
ロセミヲカナノマタア…
『今日の夕御飯どうしようかしら。
めんどくさいから外食にしてって
パパにねだろうかしら。』
ほ、本当に母さんの脳内がわかった…
凄い…
「ボーっとしてるけど…大丈夫?
熱でもあるの?」
「え?あぁ、いや別になにも。」
「そうなの?無理はしないでね?」
「うん。ありがとう母さん。」
本当に人の脳内がわかってしまった…
これ恐ろしいくらい凄い薬だ…
でも使い道がなぁ…
ゆうてあんまりない…ハッ…!
そうだ、アイツに使ってみよう。
突然だけど、俺はとある人が気になっている。
名前は赤坂トオル。
俺と同じ中学校に通っていて、同じ中3。
そして小学生からの男の幼馴染みだ。
俺はトオルに対して何故か
特別な気持ちを抱いてしまっていた。
知らない女子や男子がトオルと喋っていたら
イライラしたりしてしまうし、
そういう想像もしてしまうほどに。
トオルという恋人が欲しい。とも思う。
でも本人には口が裂けてもこんなこと言えない
きっとこの思いを打ち明けたら
ドン引きするはずだ。
本人に知られる事さえなければ、
別に脳内を見ることくらい許される。
どうせ、叶わない思いなんだ。
代わりくらいにはなってくれてもいいだろう。
トオルの脳内がどうなっていても別にいい。
俺のことをバカにしていても別にいい。
ただ、トオルがなにを考えているのか知りたい
…明日は登校日だ。
早速試してみよう。
つぎのひ。の朝
今日も一錠飲んでおく。
途中で効果が切れたら嫌だから
薬のビンも持っていこう。
サプリとか言って誤魔化せばなんとかなるだろ
が っ こ う
靴箱に丁度トオルがいた。
早速試してみよう。
ロセミヲカナノマタア…
「おはよう。トオル。」
「隼人か。おはよう。」
『隼人の体っていつも思うけどエッチだなぁ』
…………ん? えっち?
『ピーーーしがいがありそうな体…
モブピーーとかピーーーとかされてほしい』
※ピーーーーーは全年齢向けでは言えない為、
伏せてお伝えしております。
ん?聞き間違いか?
まぁトオルがこんなヤベェ事言うわけ……
「なぁ今日って小テストある日だっけ?
僕全然勉強してないや…」
『隼人って絶対受けだよねぇ…
ピーーーーとかピーーとかピーーーたいなぁ
あとピーー飲ませてピーーーーーーーーー
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー』
「え、あ、…」
「ん?隼人大丈夫か?顔色悪いぞ?」
『保健室シチュもいいな…
体をピーーーーーー、ピーーーーーーー』
うん。ヤベェ事言ってる。
ゴリゴリに言ってる。
多分聞き間違いじゃない。
なんと言うか…その…凄いな。
頭の中がドぴんく過ぎる。
エロ本でもこんな脳内ピンク花畑には
ならないぞ。…ならないよね?
というかまだ脳内で喋ってる。
頭気持ち悪くなってきた…
「お、俺ちょっと気持ち悪くなったから
保健室いるわ…………」
「ほんと?大丈夫?
僕も一緒に行こうか?」
「いや、大丈夫。授業始まるまでには行く。」
「そうなんだ、なんかあったら言ってな?」
『寝不足か?…………ハッもしかしたら
昨夜はお楽しみだったとかか…』
…………やかましいわ。
俺は保健室で少し休むことにした。
30分くらい寝たら授業に行く。
そう思いながら、俺は目を閉じた。
…………………
「…………い…………きろ
おきろ。隼人。」
この声はトオルか…?
多分授業が始まるから
呼びに来てくれたんだろう。
「…………ぁあ、おはよう。」
「お前凄いな。今夕方だぞ?」
「……………え?」
「授業が始まる時間ごとに呼びに来たんだが
爆睡してて全然起きなかったぞ。
頭に肉ってなぞっても起きないし…
大丈夫か?」
「マジか…まぁ寝たからだいぶよくなった。」
「そうか…よくなったなら大丈夫か。」
そういえばトオルの脳内が聞こえてこない。
薬が切れたのかな。
にしても、凄かったな…
二度とトオルの脳内を見るなんてしたくない。
「………帰るか。」
「そうだな。
なぁ隼人、帰りにカラオケ行こうぜ。」
「ごめんちょっと今日は勘弁して…」
「えー?珍しい。俺の誘いを断るとか…
まさか…彼女ができたのか…………!?」
でも、まぁトオルには
嫌われてないようでよかった。
いや、でも俺に対してあんな想像するなんて、
逆に嫌っているのか…?
なんかもうわかんねぇや…………
お わ り
今俺が手にしているのは
人の脳内が分かる薬だ。
この薬を手に入れたのは、
気まぐれで外をふらついていたとき。
「其処の若僧。薬はいらんか?」
人気のない道で老人が薬を売っていた。
その道をふらついていた俺は
謎の老人に話しかけられた。
「薬…ですか?…」
「ああ、薬だ。何でもあるぞ。
腹痛にならない薬、鳩の糞が落ちない薬、
透明人間になれる薬、人の脳内が分かる薬
他には…」
「人の脳内が分かる薬…」
「あぁ、この薬か?
この薬はとても凄くての、
自分が見たい者の脳内…つまり
考えていることがわかる凄い物じゃ。
どうだ?欲しいなら無料でやるぞ。」
「少し胡散臭いが…その薬ください。」
「まいど。
使い方は薬を飲み、脳内を見たい相手の前で
心の中でロセミヲカナノマタアと唱えるんじゃ。」
最初は胡散臭いと思い、スルーしようとした。
しかし何故か興味を持ってしまい、
俺は人の脳内が分かる薬を手に入れてしまった
「にしても、使い道があまり浮かばない。
…取り合えず家族で試してみるか。」
薬のビンには5つ錠剤が入っていた。
本当に効き目があるのかどうかはわからないが
俺は取り合えず一錠だけ飲み、
家に帰った。
「ただいまー母さん」
「あらお帰りなさい。」
早速母さんの脳内を見てみよう。
ロセミヲカナノマタア…
『今日の夕御飯どうしようかしら。
めんどくさいから外食にしてって
パパにねだろうかしら。』
ほ、本当に母さんの脳内がわかった…
凄い…
「ボーっとしてるけど…大丈夫?
熱でもあるの?」
「え?あぁ、いや別になにも。」
「そうなの?無理はしないでね?」
「うん。ありがとう母さん。」
本当に人の脳内がわかってしまった…
これ恐ろしいくらい凄い薬だ…
でも使い道がなぁ…
ゆうてあんまりない…ハッ…!
そうだ、アイツに使ってみよう。
突然だけど、俺はとある人が気になっている。
名前は赤坂トオル。
俺と同じ中学校に通っていて、同じ中3。
そして小学生からの男の幼馴染みだ。
俺はトオルに対して何故か
特別な気持ちを抱いてしまっていた。
知らない女子や男子がトオルと喋っていたら
イライラしたりしてしまうし、
そういう想像もしてしまうほどに。
トオルという恋人が欲しい。とも思う。
でも本人には口が裂けてもこんなこと言えない
きっとこの思いを打ち明けたら
ドン引きするはずだ。
本人に知られる事さえなければ、
別に脳内を見ることくらい許される。
どうせ、叶わない思いなんだ。
代わりくらいにはなってくれてもいいだろう。
トオルの脳内がどうなっていても別にいい。
俺のことをバカにしていても別にいい。
ただ、トオルがなにを考えているのか知りたい
…明日は登校日だ。
早速試してみよう。
つぎのひ。の朝
今日も一錠飲んでおく。
途中で効果が切れたら嫌だから
薬のビンも持っていこう。
サプリとか言って誤魔化せばなんとかなるだろ
が っ こ う
靴箱に丁度トオルがいた。
早速試してみよう。
ロセミヲカナノマタア…
「おはよう。トオル。」
「隼人か。おはよう。」
『隼人の体っていつも思うけどエッチだなぁ』
…………ん? えっち?
『ピーーーしがいがありそうな体…
モブピーーとかピーーーとかされてほしい』
※ピーーーーーは全年齢向けでは言えない為、
伏せてお伝えしております。
ん?聞き間違いか?
まぁトオルがこんなヤベェ事言うわけ……
「なぁ今日って小テストある日だっけ?
僕全然勉強してないや…」
『隼人って絶対受けだよねぇ…
ピーーーーとかピーーとかピーーーたいなぁ
あとピーー飲ませてピーーーーーーーーー
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー』
「え、あ、…」
「ん?隼人大丈夫か?顔色悪いぞ?」
『保健室シチュもいいな…
体をピーーーーーー、ピーーーーーーー』
うん。ヤベェ事言ってる。
ゴリゴリに言ってる。
多分聞き間違いじゃない。
なんと言うか…その…凄いな。
頭の中がドぴんく過ぎる。
エロ本でもこんな脳内ピンク花畑には
ならないぞ。…ならないよね?
というかまだ脳内で喋ってる。
頭気持ち悪くなってきた…
「お、俺ちょっと気持ち悪くなったから
保健室いるわ…………」
「ほんと?大丈夫?
僕も一緒に行こうか?」
「いや、大丈夫。授業始まるまでには行く。」
「そうなんだ、なんかあったら言ってな?」
『寝不足か?…………ハッもしかしたら
昨夜はお楽しみだったとかか…』
…………やかましいわ。
俺は保健室で少し休むことにした。
30分くらい寝たら授業に行く。
そう思いながら、俺は目を閉じた。
…………………
「…………い…………きろ
おきろ。隼人。」
この声はトオルか…?
多分授業が始まるから
呼びに来てくれたんだろう。
「…………ぁあ、おはよう。」
「お前凄いな。今夕方だぞ?」
「……………え?」
「授業が始まる時間ごとに呼びに来たんだが
爆睡してて全然起きなかったぞ。
頭に肉ってなぞっても起きないし…
大丈夫か?」
「マジか…まぁ寝たからだいぶよくなった。」
「そうか…よくなったなら大丈夫か。」
そういえばトオルの脳内が聞こえてこない。
薬が切れたのかな。
にしても、凄かったな…
二度とトオルの脳内を見るなんてしたくない。
「………帰るか。」
「そうだな。
なぁ隼人、帰りにカラオケ行こうぜ。」
「ごめんちょっと今日は勘弁して…」
「えー?珍しい。俺の誘いを断るとか…
まさか…彼女ができたのか…………!?」
でも、まぁトオルには
嫌われてないようでよかった。
いや、でも俺に対してあんな想像するなんて、
逆に嫌っているのか…?
なんかもうわかんねぇや…………
お わ り
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