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声が出ない私

#10

第十話 本音

翌日。高校の休み時間にて。
「星歌〜!」
ふと、顔をあげると、水月がいた。
『なんだ、水月か。』
「失礼だな!?」
『wwごめんねー(棒)』
「絶対思ってない!て、まぁそれは置いといて、」
水月は、真顔になって言ってきた。
「なんか、悩んでるでしょ。」
ああ、水月はすごいな。人の気持ちをすぐ理解できちゃうんだもん。
『うん。』
「そっか・・・放課後、聞かせてくんない?」
『分かった。』
「wおけ。じゃあまたね〜!」
そういって自分の席に戻る水月は、どこか心配そうだった。

「で、どうしたの?」
放課後。私は近くの公園で水月に悩みを相談していた。
『声が出ないけど、出てほしいって思う。』
「うん。」
『それで、悔しくて、悲しくて・・・』
思わず涙がこぼれた。後から、後から、枯れることなく。
「そっか・・・。」
私が言い終わると、水月は私をハグしてきた。
「大丈夫。水月の声は、絶対に出る。私がきっかけをつくってみせる。」
そういう水月は、いつもより穏やかで、だけど力強かった。


また、喉のつっかえが取れた気がした。

作者メッセージ

次回は水月視点で書きます。

2024/01/14 01:05

ほのぼの
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