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―裏切られた少女は―

#1

裏切り

 私は水野千優。13歳の中学1年生。
私は、人が嫌い。なぜ嫌いかは、これからの話を見たら分かる。
あれは、小学5年生の頃―
🔪
「千優〜!」
「あ、ゆっちゃん!」
私には、家族より大切な親友がいた。名前は柚子(ゆず)、通称ゆっちゃん。
ゆっちゃんは、小学1年生の頃に出会い、友達になった。それからというもの、何をするにもゆっちゃんと一緒だった。
授業でグループ作るにしても、遊ぶにしてもゆっちゃんがいた。ゆっちゃんはとても優しくて、私が泣いたら話を聞いてくれるし、泣かせた男子に怒ってくれたりし、私の姉みたいな存在だった。
でも、そんな風に過ごしてたある日。事件は起きた。
「ゆっちゃん!今日遊ぼ・・・」
「触んないで!」
パシッ
「え・・・」
「私、千優と関わりたくない。」
「ど、どうしたの?ゆっちゃん、変だよ・・・」
「はぁ。しょうがないな。」
呆然としてる私に向かって、ゆっちゃんは、暗く、冷たい声で言った。
「私、千優のこと、大嫌いなの。」
「な、なんで?今まで一緒に笑ったりしてたじゃん。」
「分からないの?演技だよ、演技。千優の泣いたりする顔を一番そばで見たいから、友達のふりをしたの。」
「そ、そんな・・・」
「あ、というわけで。」
ゆっちゃんが次に言った言葉は、私の心をズタズタにした。
「今日から、千優のこといじめるね。真名〜!」
「はーい、何、柚子?」
「クラス全員に言っといて。千優は好きにして良いよって。」
「マジ!分かった。」
「・・・」
「クラス全員、千優のことが嫌いだったんだよ。」
「え・・・」
「いつも、泣き虫でとろいし、うざいから。だから、千優の敵はこのクラス全員だよ!」
すると、バシャッと音がするのと同時に、私の体は水で濡れた。
ふと、後ろを見ると、真名がいる。
「やーい、とろいクソ女!」
「泣き虫野郎!」
そんな言葉が、いくつも私に降り注ぐ。それと同じぐらい、物を投げられた。
その日から、私の地獄が始まった。始めは水をかけられたり、物を投げられたりするだけだったけど、次第に蹴られたりするようになった。階段から押されたときもあった。
―その2週間後から、私は不登校になった。
🔪
正直言って、人を見ると寒気がする。また、学校の時みたいに私を騙してるんじゃないかという思いが頭をよぎる。
「もう、人なんて嫌だ・・・」
私は、暗い部屋の中、誰にも届かないくらい小さい声でつぶやいた。
この生活はいつまで続くのだろうか。

作者メッセージ

結構長いけど、頑張って書いた。

2023/12/19 20:08

ほのぼの
ID:≫ 107R6ovVgplZQ
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