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人気小説家の孫娘

#56

雷姫の本音番外編38

皆は、最初秋華ちゃんがいないことを知らなかった。
でも、毎回出席する朝会を欠席した秋華ちゃんを皆は不思議に思った。
皆に「長は? どこ? なんでいないの?」などと聞かれた。
皆には、「秋華ちゃんは、隣町に買い物に行った」と伝えた。
これまでも、1年に1回のペースで行ってるから皆、納得していた。
夜になった。
私も薄々思っていたが冷涼さんも秋華ちゃんも中々帰ってこない。
秋華ちゃんは、一度、朝まで帰ってこなかった時もあったが、冷涼さんはこれが初めてだ。
皆も、「ねぇ…長はいつ帰ってくるの?」
と聞いてきても私は「う〜ん、いつだろうね?私にも分かんないけど明日の朝には帰ってくるかも」と答えるしかなかった。
次の日。
朝、長室に行ってみたけれど秋華ちゃんは、帰っていなかった。
冷涼さんの部屋にも行ってみたけど…いなかった。
その日の午後、一人の訪問客がいた。
その人は冷涼さんがいた孤児院の主と名乗った。
私が話を聞くと…数日前に雷火と雷火の弟さんの私の立場的には叔父の春雷(話を聞くまでは存在すら知らなかった)と冷涼さんであの事件の被害者の子供達に会いに行ったとのことだった。
数日で帰る予定だったが戻らなかったので1件1件孤児院を手当たり次第に渡り歩いた結果ここに辿り着いたと教えてくれた。
そして、孤児院の主さんは冷涼さんの願いでここの子供達を孤児院の主が運営している孤児院に引き取りに来たと言われた。
私は「皆に話してみます。返事は後で言うのでここで待っていてください。」と言い、その場を離れた。
私は皆を集めて、
「皆、聞いてほしい。
ここを離れるかもしれない。
秋華ちゃんがまだ、戻ってない。
でも…。
実は…さっき来たのは冷涼さんが元いた孤児院の主だった。
それで…孤児院の主はここを離れて、私の孤児院に行かないかと提案した。
私は、ここを離れるのは嫌だけどそれは皆、次第。」と説明をした。
皆は、「どういうこと?ここを離れるなんて…」や「私!棃ちゃんについてく!」
「私も!」「俺も!」などの声が聞こえた。
私は「皆…分かった!」と言い、孤児院の主の元に向かった。
孤児院の主の前に行き、「批判もありましたけど…私達は貴方の所へ行きます。
荷物をまとめますからもう少し待ってもらってもいいですか?」
孤児院の主は「あぁ、構わないよ。ゆっくり支度してくれ」と答えた。
私は皆に、「今すぐ、荷物をまとめて!焦らなくていいから」
皆は「はーい!」と返事をした。
私は自分の部屋と冷涼さんの部屋最後に秋華ちゃんの部屋を順番に回った。
自分の部屋ではぬいぐるみを冷涼さんの部屋では服を秋華ちゃんの部屋では写真立てと髪飾りを持って行った。
それぞれ自分の思い出がある物を持って行った。
私はひまわり孤児院を最後に出た。
秋華ちゃんが最後まで帰ってくることを願っていたが帰ってこなかった。
私はこの孤児院の思い出…秋華ちゃんに…孤児院に…1礼した。
孤児院の主を先頭に歩いて行った。
小さい子もいるため、私は荷物をまとめたリュックを背中に持ち直し、両手で二人の小さい子の手を握った。
時々、握り直した。
三時間〜五時間後、休憩を挟みながらもようやく辿り着いた。
玄関に辿り着いた私は小さい子の手を離して、荷物を下ろして回りを眺めた。
あの孤児院よりもずっと綺麗で大きかった。
私が感動している時に、テレビの音が聞こえた。
リビングに行くと…ニュースのアナウンサーが…
『速報です。
連続殺人事件の犯人が自殺をしました。
そのさい、爆発がありましたがその場にいた子供は、警察官により無事に保護されたということです。』
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2025/04/12 21:42

ひよ梨深華
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