[水平線]
晴蘭は湖乃と別れてから、校舎の体育館へ向かった。
体育館には、大勢の生徒達がいた。
晴蘭「うわ、もうこんなにいっぱい...、あ、そろそろ始業式始まるッスね。」
教師がマイクを持って、言った。
〇〇教師「ええ、マイクてっすマイクてっす。これから、死始業式を始めます。」
晴蘭(え...?死始業式....??)
晴蘭「あ、あの...?」
晴蘭は困惑し、隣の青年に話しかける。
??「なんだ?」
晴蘭「今、あの教師さん、死始業式って言ったっスか?」
??「うん、そうだが?」
晴蘭「え、なんでっスか?」
??「?知らないのか?この学園は....。」
??[太字][大文字][太字][大文字]「授業をしながら生徒同士でバトルして、生き残った者しか卒業できないんだぜ?」[/大文字][/太字][/大文字][/太字]
晴蘭「_は....?」
晴蘭「じょ、冗談じゃないっスか...?」
??「冗談じゃないよ。お前もしかして知らなかったのか?」
晴蘭「は、はいっス。」
??「はぁ...。世間は隠してるんだけどな。この学園で起こった行方不明事件とかは嘘だ。この学園で行方不明になった生徒は全員....、死亡したんだよ。」
晴蘭「じゃ、じゃあなんで君は知ってるんスか?」
??「入学希望資料を提出した時に、普通は教えられるんだぞ?」
晴蘭「え、...?あれ、俺は普通に...。」
晴蘭「あれ?」
晴蘭(そういえば、なんで俺、この学園へ来たんだ...?)
晴蘭「俺は、資料なんか提出してないっスよ..?」
??「はぁ?じゃあなんで此処に来れたんだよ。」
晴蘭「て、手違いかもしれないっス。あそこの教師に言って...。」
??「いや、この学園はそもそも資料提出しないと入れないんだ。資料提出してない奴がここに来るなんてこと、おかしいんだ..!」
晴蘭「え、じゃあ、なんで俺は入れたんスか..?」
??「忘却魔法で忘れさせられたとか?でもなんでわざわざそんな...。」
??「本当に資料提出した覚えはないのか?」
晴蘭「はいっス。」
??「そうか....、じゃあ、死始業式が終わったら教師に言ってくればいいんじゃないか?」
晴蘭「そうっスね...、そうするっス。」
??「そーいや、お前名前なんて言うんだ?」
晴蘭「ああ、澤海晴蘭っス。よろしくっス!」
怜汰「そうか。俺は[漢字]貞峰 怜汰[/漢字][ふりがな]さざみね れいた[/ふりがな]だ。よろしく。」
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■[漢字]貞峰 怜汰[/漢字][ふりがな]さざみね れいた[/ふりがな]
15歳。黒髪に赤色のメッシュをいれている。
少し無愛想だが、頼りになるお兄さん。
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