[水平線]
晴蘭「ふぅ、ついたぁ〜、家から遠すぎっスよぉ....。」
晴蘭は肩で息しながら、校舎へ向かう。
今日は始業式だ。
晴蘭「12月に始業式だなんて、珍しい学校っスよね〜、」
あ、言い忘れていたが、今は冬。✕✕✕✕年、12月26日である。
晴蘭「はぁ〜、友達とか、できるかな〜、」
言いながら、彼が校舎の方へ進んでいくと。
ドンッ
後ろから誰かが走ってきて、晴蘭にぶつかった。
晴蘭「うわっ!?」
??「っ!?」
晴蘭が転び、後ろの誰かもバランスを崩しずっこける。
晴蘭「いっつぅ...。」
??「あ、あの、すみません....。」
晴蘭「いえ、別にいいんスけど、そんなに急がなくてもいいんじゃあ...?」
??「....い、急いだほうがいいと思ったので....。」
晴蘭「...、君、名前は何ていうんスか?」
湖乃「こ、[漢字]恋詠 湖乃[/漢字][ふりがな]こよみ この[/ふりがな]です、....。」
晴蘭「へぇ、俺は澤海晴蘭っス!...何年生っスか?」
湖乃「い、一年生です...?」
晴蘭「そうなんだ!俺も一年生っス!同じクラスになれたらいいっスね!」
にこっと笑いかける。漫画だったら、彼の周りにはきらめいた星がまっているだろう。
一方、湖乃は頭痛がしていた。
湖乃(な、何この人...!?ぶつかった人に対してこんなフレンドリーになれる...!?)
湖乃(明らかにおかしいんですけど...私だったら緊張してガチガチになっちゃう...。)
湖乃(と、友達作りたいだけなのかな...?あと、この子....、)
湖乃(すっごくイケメンっ!)
湖乃「は、はい、よろしくお願いします...?////」
晴蘭「よろしくっス!ニコッ」
晴蘭の笑みが湖乃を昇天させた。
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■ 恋詠 湖乃
15歳。桃色の瞳に、桃色の髪色。
恥ずかしがり屋で、晴蘭に恋をする。
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