正義 ”正義 ”つって。
#1
episode.1「一人一人、悩みを抱えている.」
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[斜体]-[漢字]白音 苺香[/漢字][ふりがな]しろおと まいか[/ふりがな]の場合-[/斜体]
愛奈「まーいー!おっはよー!」
苺香「あ、愛奈。おはよう。」
私は白音苺香。中学二年生だ。
愛奈「どーしたのまーい。元気ないよー?」
こっちは[漢字]中森 愛奈[/漢字][ふりがな]なかもり あいな[/ふりがな]。
私のクラスメート。
私をあだ名で呼ぶほど、愛奈は私のことが好き。
[小文字][小文字][小文字]愛奈「まーい?」[/小文字][/小文字][/小文字]
そして、愛奈は、私と自分が友達と思っている。
そう、[漢字]思っている[/漢字][ふりがな],,,,,[/ふりがな]。
[小文字][小文字]愛奈「まーい?!」[/小文字][/小文字]
私の人生。
それは平凡な人生を歩むことがわたしの夢。
[小文字]愛奈「まーい?!!」[/小文字]
私の人生は外から見たら、平凡なもの。
平凡な中学校生活を送りたかった。
私は、
愛奈「まーい?!!!」
苺香「わっ?!」
愛奈「どーしたのまーい?さっきからずっとうつむいてなにか考え込んでたけど。」
苺香「いや、ちょっとぼーっとしてただけ。気にしないで。」
そういえば、さっきから私は何を考えていたのだろう?
.....
苺香(思い出せない...。)
苺香「まぁ、いっか。」
愛奈「ん?なんか言った?」
苺香「いいや、なんにも。」
数秒後、私は何を考えていたかを考えていたことも忘れていた。
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[斜体]-[漢字]音摩訶 泰斗[/漢字][ふりがな]おとまか たいと[/ふりがな]の場合-[/斜体]
泰斗「ち、違うッ!!俺は、俺は浮気なんかしてないッ....。」
良奈「...。」
妻がそっぽを向く。
心の中で、「ああ」という声が
もれた。
最愛の妻から浮気を疑われ、そして離婚届まで出されるとは...。
泰斗「ち、違うッ....、本当に違うんだ...!、信じてくれよ.....!」
良奈「最低ね、貴方。そんな人だったのね。」
泰斗「ッ違ッ!!」
良奈「黙って。娘もいるのに、なんで貴方は浮気なんかしたの?」
妻の冷めた声が、俺の絶望した心に響く。
泰斗「ほ、ホントに、違うんだって...、な、なんで信じてくれないんだ...!!」
声が震える。
良奈「はぁ...、最近家に帰らない理由は?」
泰斗「ッそれはその、...。」
だめだ、もう言ってしまおう。
泰斗「君へのプレゼントを決めていたんだ、それに最近急に飲み会とかに誘われることがあって、...連絡ができなくて.....。」
良奈「レストランのレシートは?この写真は?」
妻が写真の束をばらまける。
それには、俺と、一人の女性が写っている。
良奈「椎名ちゃんが教えてくれたわ。観光地で偶然貴方を見つけて、里奈ちゃんと写真撮ってたって。」
泰斗「だ、だって写真は残したいし...。」
良奈「そこに女が写っている理由は?」
泰斗「うっ、」
良奈「こんなに浮気の証拠があるのよ。離婚しましょ。」
泰斗「っう...。」
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[斜体]-[漢字]岡本 蓮名[/漢字][ふりがな]おかもと れんな[/ふりがな]の場合-[/斜体]
乃依「ねー、コイツクソウザいー、ガチで、あいっちがカワイソーだよね。」
愛奈「だよね〜。コイツが隣とかめっちゃヤダー。」
禰々「ね〜、人いじめるやつとか、まじ信じらんない〜。」
蓮名「.....。」
乃依「なんか喋れよ〜、悪党蓮名〜。」
蓮名「ご、[小文字]め[/小文字][小文字]ん[/小文字]な、[小文字]さ、[/小文字].....。」
愛奈「声ちっさいー、愛奈聞こえない〜。」
禰々「こいつガチで信じらんないからぁ〜、このキーホルダー盗っといたんだよね〜。」
禰々の手には、おじいちゃんからもらった花のカチューシャ。
蓮名「や、[小文字]めて[/小文字]、そ[小文字]れ、お[/小文字]じい、[小文字]ちゃん、か[/小文字]らもら、[小文字]った、や[/小文字]つ、[小文字]な[/小文字]の...。」
愛奈「えー?この可愛いキーホルダー、こんなボロ雑巾より禰々に使ってもらったほうが良いよねー。」
禰々「じゃー、つけてみるわー。」
蓮名「[小文字]や[/小文字]、め[小文字]て[/小文字]、....。」
乃依「うわー、禰々ちょー似合ってる〜w」
禰々「ありがとーw」
蓮名「.....。」