ざあああという音がなる
夕暮れ時もふっている
私はすべて[漢字]傘[/漢字][ふりがな]あなた[/ふりがな]に頼っていて
[漢字]傘[/漢字][ふりがな]あなた[/ふりがな]の負担なんか知りもしなかった
人の気持ちを思いやること
立ち向かうことができなくて
ずっと[漢字]傘[/漢字][ふりがな]あなた[/ふりがな]を頼りに
前を進んでいた
こんな時に[漢字]傘[/漢字][ふりがな]あなた[/ふりがな]がいたらな
そんなことずっと考えてた
ずっとずっと、ずっとずっと
雨に濡れるのが怖くて
雨の音にずっと
怯えていた
そんな私を
励ましてくれたこと
「一人じゃないよ」
と教えてくれたこと
感謝しても、しきれないよ、ああ
今でも[漢字]傘[/漢字][ふりがな]あなた[/ふりがな]を
愛している
朝も雨があがることなく
ざあああという音がなっていた
それを聞くたびびくっとなって
[漢字]傘[/漢字][ふりがな]あなた[/ふりがな]をずっと
雨に濡れるのがずっと怖くて
いつも[漢字]傘[/漢字][ふりがな]あなた[/ふりがな]と一緒に歩いていた
ずっと[漢字]傘[/漢字][ふりがな]あなた[/ふりがな]にしがみついて
離さなかった、怖くてさ
そんな私を
励ましてくれたこと
「一人じゃないよ」
と教えてくれたこと
感謝しても、しきれないよ、ああ
今でも[漢字]傘[/漢字][ふりがな]あなた[/ふりがな]を
愛している
ずっとずっと
前に進みたかった
けどさ
やっぱ怖くて
外に出ようとした瞬間
また引っ込んだ
ずっと外に出そうとしてくれたよね
でも今はそれができないんだ
[漢字]傘[/漢字][ふりがな]あなた[/ふりがな]に頼っていたら
私の危険も
[漢字]傘[/漢字][ふりがな]あなた[/ふりがな]に
なすりついてしまうから
そんなことにもっと
速く気付けばよかったな
後の祭り
後悔してもしきれないんだ
だから、
[太字][大文字]だから[/大文字][/太字]
もう私は恐れない
[漢字]傘[/漢字][ふりがな]あなた[/ふりがな]みたいに強くなる
憧れていた
もういない[漢字]傘[/漢字][ふりがな]あなた[/ふりがな]の思いを
にぎりしめて
外に出る
もう戻らない
ありがとう
今でもあなたを
愛している
「ねぇ、私のこと好き?」
こんな役立たずな私でも
あなたに聞いてしまう。
「...」
「うん。」
[太字][大文字]「大好きだよ」[/大文字][/太字]