愛したが故
私は馬鹿だ。
勝手に恋して、勝手に思い込んで。
勝手に傷ついて。
所詮、片想いはそんなもん。
自身が相手に一方的な恋心を抱いているとき、何故か瞳は相手に過度なフィルターをかけるのだ。
相手が視界に入れば意識が半分、相手に向く。
目が合う、なんてことはまず無い。
良くあるであろう少女漫画では彼が自分の視線に気づいて目が合う、ときめく。
そんな展開、私には無い。
だって私は陰からこっそりと、気づかれない程度に相手を見つめてるから。
だから、この気持ちもこの想いも貴方には気づかれない。
でも、それでもいいかなって。
気づかれない恋でも愛でも、いいかなって。
諦めるのには最適かなって。
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