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筆は武器より強いのか?

#4

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✦ ✧ ✦



ふと疑問に思った。

「あの...この皆さんの家って二階ですよね...?一階は?」

「あー、一応俺達表向きは喫茶店やってるんだよ。」

「そうなんですね。」

喫茶店...。いつか機会があったら行ってみたいなぁ。

玄関を出ると、街は思ったよりも穏やかだった。夜の出来事が嘘のように、朝の光が柔らかく差し込んでいる。

「この辺は俺たちの“管理区域”だから、変な奴は入ってこないよ。」

「管理区域…?」

「ま、いろいろあるんだよ。俺たち、ただの芸術家じゃないから。」

芸術家…?その言葉に違和感を覚えながらも、ゴッホさんの横顔を見ていると、何か言い出せなかった。

スーパーに着くと、ゴッホさんは手際よく食材を選び始めた。

「レオナルドが好きなのはトマトとバジル。ルノワールは甘いもの。モネは何が好き?」

「えっと…フルーツとか…?」

「じゃあ、イチゴ買おう。あと、歓迎会だからケーキもいるね。」

「ケーキ…!」

「うん、俺が作るよ。味は保証する。」

買い物を終えて帰る途中、ゴッホさんがふと立ち止まった。

「モネ、昨日のこと…怖かったよね。」

「……はい。」

「でも、もう大丈夫。俺たちが守るから。」

その言葉に、少しだけ心が軽くなった気がした。

家に戻ると、ルノワールさんが部屋中に風船を貼り付けていた。
そしてなぜかDJブース。...一体どこから...?

「おかえり〜!どう!?かわいくない!?」

「すごい…!」

「でしょ〜!?レオナルドはキッチンで黙々と仕込み中だよ。」

「お前が料理できないからだろ。」

「え〜〜〜!?あたしも料理ぐらいできるよ〜!」

「お前がやると味が壊滅的になる。」

「ひどっ!」

そのやり取りを見て、思わず笑ってしまった。

「モネちゃんが笑った〜!かわいい〜!」

「えっ…!」

「よし、歓迎会スタートだ〜!」

その夜、キャンドルの灯りの中で、ささやかなパーティーが開かれた。笑い声と料理の香りが部屋を満たしていく。

わたしはまだ、この家で何が待っているのか知らない。

でも、少なくとも今は――少しだけ、安心できる気がした。



✦ ✧ ✦

作者メッセージ

⋯と...でわかれているのは気にしないでください。
部分部分使ってる端末違うんですよ(言い訳)
あと秋すっとばして冬になるのやめてほしいです。キレそう
これも愚かな人間どもが招いた地球温暖化のせいですね。

2025/09/30 21:03

主。
ID:≫ .63IJMN8nLehI
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