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筆は武器より強いのか?

#2

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✦ ✧ ✦



足音と振動で目が覚めた。
真っ暗な空に星が輝いている。

「あ、起きちゃった?」

「あの、ここは...」

そう言いかけて顔がぶわっと赤くなる。
...わたしは今、お姫様抱っこをされている。

「わたし、自分で歩けますから...!」

「そう?残念。」

黒い鉄の階段で降ろされる。

「で、ここは俺の家。正確に言うと俺と仲間の家なんだけど。」

俺とあと二人住んでる、なんて言うゴッホさん。

「それってわたしが入って大丈夫なんですか...?」

「ま、多分大丈夫。悪い奴らじゃないし。」

そう言ってゴッホさんがドアの鍵を開ける。

「ただいまー」

中には椅子に座っているハーフツインをした黒髪にピンク色の瞳の女の人。
服装は黒いジャケット、ネオンピンクのインナーとタイトスカート。
ハート型のサングラス、へそ出しをしているところを見ると性格は明るそう。

「あーおかえりー遅かったねー......って」

目があった。

「誰その女の子!?!?!?」

「俺の彼女♡」

それは言ってよかったんですかゴッホさん...。

「彼女ってあんた...。」

急に殴りかかられたりしたらどうしよう...。
やっぱり来ちゃだめだったんじゃ...。

「え、めっちゃかわいーんだけど!!!!!」

「え?」

「めっかわ!!!!!名前は!?趣味は!?ってかなんでゴッホと...」



✦ ✧ ✦



「ふ〜んなるほどね モネちゃん!あたしはルノワール!これからよろしくね〜!」

「はい...!」

いい人そうでよかった...。

ガチャ、隣の部屋のドアが開く。

「何だお前らうるさいぞ。」

黒髪に暗い赤色の瞳をした男の人が出てくる。
眼鏡にスーツだから頭良さそうだな...。

「もう少し静かにしたら......!?」

「あ、レオナルド!ちょうど良かった、この子はクロード・モネちゃん!ゴッホの彼女らしいよ!」

「...。」

今度こそ怒られるんじゃ...。

「ぐっ...胃が...。」

「モネちゃん、こいつはレオナルド!頭が堅い奴だけど仲良くしてやって!」

「お前にそう言われる筋合いはない。...で、なんだ。モネだったか。」

「はい。」

「俺はレオナルド。レオナルド・ダ・ヴィンチ。まともそうな奴で助かる。」

「はぁ!?なに、あたしとゴッホがまともじゃないって言いたいの!?!?!?」

「そうだろ。」

「ほらゴッホは認めてるぞ。」

「え〜!?あたしはまともだよ〜!」

「だいたいお前は報告書を...」

「ごめん、モネ。うるさいよね。」

「はは...大丈夫です。」

こうしてわたしの少し騒がしい新たな生活は幕を上げたのである。



✦ ✧ ✦

作者メッセージ

開始早々報告もしていないのに友達にバレました。
ホラー映画カナ?
最近はよく地面にめりこんでいます。
もうそろそろもぐらになれそうです。

2025/09/28 15:34

主。
ID:≫ .63IJMN8nLehI
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