閲覧前に必ずご確認ください

暴力シーンが含まれます。
苦手な方は即座にブラウザバックを推奨します。

文字サイズ変更

【参加型】【枠制限無し】命短し暴れろ主役【童話パロ】【〆予定日2 / 20】

#4

御伽噺、始まり始まり





組織が手配した帰りの馬車が揺れる。

「...あの...ぼーっとしておりますが...どうされたのですか?」

その声で現実に戻される。

「ごめん...考え事...」

「そうでございますか。」

「ところで...あなた...何の末裔...?」

違和感がなさすぎて忘れていた。
彼とは今日が初対面なのだ。

「そういえば、まだ名乗っておりませんでしたね。
 ミィの名前はキャット・クレバーでございます。
 名前の通り、長靴をはいた猫の末裔でございます。
 キミはどの方の末裔なのでございますか?」

「わたし...リラ・クロフォード...赤ずきんの末裔...」

「そうでしたか。街への帰りの馬車が同じなのも何かの縁でございます。
 宜しくお願い致します、アカズキン。」

「...よろしく」

「おや、もう街が見えてきましたよ。」

遠くに沢山の石造りの建物が見える。

「ほんとだ...」

「ミィはマッチの売店まで行く予定です。アカズキンは?」

「わたしも...そこ...」

「おやおや、本当に奇遇でございますね。それじゃあ一緒に行きましょうか。」

たまには誰かと行くのも悪くないだろう。
そう思ってわたしは静かに頷いた。







馬車から降りるとそこはもう売店の直ぐ側。
ワイワイガヤガヤ、実に賑やかな街である。

「マッチはいらんかねーマッチはー」

「マッチ売り...ライター...2つ...」

アカズキンがそう売店の中の女性に声をかける。

「あいよ、赤ずきん、長靴をはいた猫。」

ぶっきらぽうに返事をされて売店の後ろに通された。

「ま、そのへんに座んな。
 珍しいね、あんたちが一緒に来るなんて。ていうか初めてじゃないか?」

「そうでございます、マッチウリノショウジョ。」

眼の前にいるのはマッチ売りの少女こと、晦日燐である。
ミィたちが彼女に会いに来たのは勿論、理由があってのことで。

「あんたたち、拷問結果で来たんだよねぇ?」

「情報...知りたい...」

「その通りでございます。」

そう、それぞれの担当エリアを暴れていた輩が吐いた情報目当てである。

「残念ながらまだ始まったばっかりでね、聞き出せてないよ全く。
 なかなか口が堅いやつばっかさ。」

「そう...灰被りは...?」

「生憎だけど、あたしはここ最近あいつとは会ってないよ。」

どうやら赤ずきんは灰被りに会いたいらしい。

「そっか...ありがとう...それじゃ...わたし...ここで...」

「残念でございますがミィもここで。三男様が家で待っておりますので...。」

暗くなる前に帰らないと三男様に怒られてしまうし。

「そうかい。あんたたち忙しいんだねぇ。
 またいつでも来な、その時には結果報告してやるから。」

「はい。ありがとうございました。失礼します。」

「マッチ...またね...」

店を出た瞬間、ミィは三男様が待っている家に急いで走り出した。



作者メッセージ

一昨日二話投稿したので昨日投稿できなかったのは許してください。
あと幽棲様、解釈不一致でしたら教えてください...!

2025/12/19 09:41

おさかな
ID:≫ 1.50.uy/2UmR2
コメント

この小説につけられたタグ

暴力表現童話パロ参加型裏社会マフィア

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はおさかなさんに帰属します

TOP