文字サイズ変更

マスターブルー~完全版~

#50

49

紫とだいだい色の朝焼けが、目にしみる。夕日の光がウスティオ軍機を照らしていた。
サムポート飛行場は、多くのウスティオ機とオーレリアの機が集結していた。
停戦合意に向けて、ウスティオとオーレリアとエストバキアの反ベルカ軍の一大掃討作戦で、白い鳥の撃破である。
その中に知らせを聞いて、空軍基地からラリーの姿はあった。エルジア方面の移籍の任の時期をロスマンに少し、伸ばしてもらい、この作戦に加わるため基地に来ていた。
多くの整備兵が、ガソリンや機体チェックしていた。
多くの整備兵が誘導灯を持ち、戦闘機を導いている。
機械音と、内戦で活躍した、様々な屈強な兵士達の話し声に包まれていた。
多くのSu37が出撃を待っていた。多くの兵士達は整備兵との会話をしている。
ラリーがいるのを見つけて、友人が声をかける。
「ラリー、ラリーじゃないか」
「見ろよ、ラリーだ」
仲間がラリーを見つけて話かけた。
「もう1度、飛びたいんだ。これを最後のウスティオにいる、
ベルカ軍と・・・。停戦協定に持ち込める戦いだと大佐から聞いたから来たよ。」
ラリーは真剣に仲間達を見つめる。
「僕は、テリー大尉。エストバキア第3航空師団から来ました」
「俺は、スベンソン。オーレリア第7航空師団です」
それぞれが、ラリーと握手をする。
「ラリー・フォルク。ラリー・フォルク中尉です。この作戦に参加するために来ました」
そう言って、ラリーは握手をして、これからの健闘をそれぞれ分かち合った。
「作戦の議論があるようです。」
ラリーは、「分かった」と長めに答えた。気持ちがこもっていた。
そのうち、ロスマンの姿も見えた。
ラリーの事をロスマンが見つけた。
「ラリー、来たんだな・・・。」
「これが、内戦の最後になるといいのです。停戦のため、自分の内戦の最後の飛行にしたいと思い来ました。
僕は軍人です。ここまで内戦に参加したのだから、貴方とともに最後まで戦いたい。軍人をやめれば、
俺は何もないから。エルジアに行けば、いい生活もあるでしょう。
でもこれが、俺に与えられた使命と思うのです」
「ラリー・・・」
そう聞いて、ロスマンは1瞬、沈黙した後、
「作戦の議論と、若いパイロットもいる。励ましてやってくれ。それと出撃前の激励の言葉を頼みたいな」
と、ロスマンは軽く言って、他の兵士達を激励しに兵士達の輪に行った。
バートレットの姿がラリーの目にとまった。
「バートレット!」ラリーは声をかける。
「ラリー・・・」バートレットは答えた。
両友は抱き合い、「この戦いで、お前と飛べるか」そう言った後、
「在ベルカとの決戦だ。アークバードを破壊すれば、停戦合意は決まる」
バートレットは言う。
仲間達が、一斉にウスティオの歌を唄い初めた。
風が吹いてきた。
ラリーは、叫ぶ。
「嵐だ、嵐が来る」
「どうした」と仲間達が騒ぎだした。
「風で解るんだ・・・。嵐がくる・・・」ラリーはそう言った。

目次
ページ選択

2024/03/18 06:13

しんたろう
ID:≫ 1eytETH/W5xF6
コメント

この小説につけられたタグ

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はしんたろうさんに帰属します

TOP