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マスターブルー~完全版~

#22

21

ベルカのバーでティムは通航ビザを譲ってくれる男をティムは待っていた。
時間は10時を過ぎていた。
バーの雰囲気が他の客達は10時を過ぎても盛り上がっていた。
チェスをしている男や、話やカードゲームをしている客達で溢れていた。
呼び鈴がなった。
軍服姿の男が入ってきた。
ティムはその男がベルカ有数の黄色中隊の男である事にティムは気ずいていた。
その男はティムの横に座った。
男の軍服にワッペンで13の数字が刻まれていた。

「その軍服は?貴方はベルカ軍の黄色中隊?」
男は、「知っているのか」と短く答える。
「13とありますが」
「機の番号だ。機の番号は13だ」
男は機の番号だけは言ったが、誇りある黄色中隊とゆう事は絶対に言わなかった。

男は短く言う。
ティムは思った。

ついに父を墜とした、兄が追っていた、黄色の13を自分は見つけたのだ・・・

「遅れてすまなかった。大分待たせたね」13は言う。
ティムはバーの店員に、
「奥の席に代わりたいんだが、あまり目立たない席がいい。あれば個室がいい」
と言う。
「ええ。いいですよ。個室なら奥にあります」

そう言って、ティムと13の男を案内した。

個室に二人を案内した店員に、
「この人のブランデーも用意してくれないかな」とティムは言う。
「ハイ」

ティムは個室で男に、
ティムは「話は聞いていますか?」
「ニートベルトから大体の事は聞いている。エルジア大使館に多めにビザを発行してもらって、通航証を手に入れたよ」
そう言って、続ける。

「軍の給与だけではやっていけなくてね」と続けて、
「貴方はベルカ人?」と聞いた。
「生まれはウスティオです」
「ウスティオの家族をエルジアに亡命させたいんだね」
「ええ」

ティムはお金の入った封筒を男に差し出す。
中身を確認すると、ティムは男に聞いた、

「これでなんとかして譲ってくれないか?」

それを聞くと男は無言でティムに通航証の封筒を渡す。

「じゃあこれでいいかな」男はそう言う、
ティムは男に聞く、
「貴方の名前は?」
「戦争中の裏商売だから名前までは困るな」
そう言った。
ティムは「まって。時間はあるかな、貴方に聞きたい事があるんだ」
「何?」
ティムは1舜沈黙の後、「ベルカ戦争には参加していた?」
ティムは言った。
「ああ」
男は言った。
ティムは父の最期の空軍基地の名前を出して、尋ねた。
「ああ」男は続ける。

彼が13か・・・父を墜としたのは・・・

ティムは13を見つめる、静観な顔つき。その雰囲気は威厳がある・・・
「ここで政治の話は困るな」
男は言う。
店員がブランデーを持ってきた。
男はブランデーを飲みながら、
「エルジアに向かう方法は空輸と列車だ」
「この通航証は?」
「列車の通航だよ」
「ベルカ内戦に参加していましたよね」
「していたよ」
「そのバッチ、黄色中隊?」
「だから違うよ」
「13も?」
「僕の機体番号だよ」
「じゃあベルカ内戦の時も中隊の13?」
「ああ」短く答える。

そう言って、ティムは、
「長く話せないかな。通信番号が知りたい」
男は「今、戦時中だよ」
「終われば、貴方と友人になりたい」
ティムは言う、
「どうして?」男は言う、
「僕の兄は貴方を追っている・・・。僕の父を墜としたのは貴方だ・・・。
よく貴方の話を兄はしていた。正直、会えるとは思わなかった。
兄は貴方を憎んでいる。
戦争も含めて、兄は父が墜とされた光景がまだ脳裏にしみついているんだ・・・。
軍人として、貴方を墜とすのはその過去から決別したいと。
兄はウスティオの政府軍として、この内戦を戦っている」
ティムは言った。
13は静かに聞くと、
「忠告をありがとう。どうして君は僕を憎まない」
「当時、僕は父が墜とされた時に立ち会っていなかった。父の最期を見たのは兄だ。
兄の脳裏にしみついている。兄はその思い出と今も戦っているんだ。その思いでからの脱却を」
13は静かに聞いていた。
「家族は必ずエルジアに亡命させれるよ」
13が言った。

2024/03/11 07:24

しんたろう
ID:≫ 1eytETH/W5xF6
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