文字サイズ変更

マスターブルー~完全版~

#19

18

ティムは政府軍の情報の通信の管理下にない、反政府の郵便局で、
ニートベルト相手に電報を打つように働きかけていた。
背広姿50歳頃の職員は頭を掻きながら、
電報の発信者の業務の職員は、どの様な物か聞いてきた。
「ベルカ宛ですな」と職員は言った。
「お願いします」そう言って、
電報の内容を記録した封筒を取り出した。
自宅で書き記した物を便箋のない封筒に入れて
内容を記した物をまとめる。
電報の内容は軍に所属しているニートベルトに家族のエルジア大使館に
エルジアへの家族の亡命の許可書の申請の発行をしてほしいとの書類と
政府軍にいる兄との再会をしたいとゆう依頼だった。
それを切手とともに郵便局の職員に無言で手渡す。
職員は電報を近くで近視用眼鏡を外して見ながら受け取った。
「共和国に平和をお願いします」と職員は言いながら、
「エルジアに交通許可の書類ですか・・・。ちょっとここでは無理です」と続けた。
「いや、それでベルカに交通許可の申請の依頼です。ベルカならしてくれるそうだから」
「反政府軍もいつまで攻勢でいられるかですな・・・」と職員は不安そうに言った。
「そうかもしれないな」ティムは言う。
郵便局のソファーにいた、50過ぎのおばさんが、
「反政府軍には、頑張ってほしいわね。ベルカの時代は独裁だったから、政府が敵だと
大変よ。やっと独立したとゆうのに共和国も大変よ」と。
「私は新聞記者です」
とティムは言う。
「じゃあ、戦争の事何でも知っているんじゃない?」
ティムは言う、
「ただのこの戦いの従軍記者ですよ」ティムは続けた。

2ヶ月後、ティムにニートベルトからの返信が届いた。
軍関係でなければ、家族のエルジアへの亡命の申請については構わない。
詳しい話を聞きたいから通信網で電話での連絡を取りたいと。
そして、返信への詳しい特殊な電話番号が書いてあった。
ティムは、自宅にしているホテルからニートベルトに連絡を入れた。
通信の音が響く、通信を合わせるため、ボリュームをホテルで上げる。

「ニートベルト久々だな」
「ああ・・・この番号は反政府軍の関係者にできるだけ内緒にしてほしい。
個人的な番号なんだ」
「家族をエルジアに亡命させたい・・・」
「エルジアへか・・・」
「政府軍の侵攻は確かにまだ及んでいない。だがもしもの時がある」
「民間人だし、まだ戦火の及んでない地域に移動するとか」
「家族が完全に大丈夫だとゆう保証はないんだ。
家族もエルジアへの亡命を早めに希望している。
戦争に負ければ、ウスティオの民主主義は破れ、ウスティオは元のベルカの影響力の強い閉鎖的な
戦争を基本とした国に戻る。
今のうちにベルカを離れさせたい。そして、民主化の進んでいる
エルジアへの亡命を期待したいんだ。
それに家族も豊かなエルジアの方が好きらしい」
「俺しか頼る人間はいないのか・・・?」と、数秒の沈黙が流れた後、
「大学時代の知り合いが何人かいるが、全員連絡がとれないから君に頼みたい」
「わかった。エルジアの大使館に連絡をとってなんとかしょう」
「必要な物はあるか?」
「それは後で連絡しよう」
「そこをお願いだ」
「通れば、問題はどうやって政府軍の地帯を通過するかだな。
鉄道での通過か、それとも空の通過か」
「わかってる」
「うまくいけばどちらでもいい」
沈黙が1舜だったが、
「この戦い、ベルカが参戦するようなんだ・・・。ベルカが参戦すれば、家族のエルジアへの亡命も難しくなる。そこでだ、政府軍の空軍関係者に君の家族の亡命の通航ビザを譲ってくれる友人が一人いる。君と会いたいそうだ。
タダは無理だが」
「何処で合う?」
「店の名前は言うよ。待ち合わせで会えばいい。今ベルカの何処にいる」
「自宅にしているホテルから連絡をしているんだ。」
その年の11月、反政府軍陸上部隊は、ウスティオ政府軍の首都ディレクタスを
陥落させ、開放に成功する。

2024/03/08 17:48

しんたろう
ID:≫ 1eytETH/W5xF6
コメント

この小説につけられたタグ

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はしんたろうさんに帰属します

TOP