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ある物語

#7

スクリーンがチカチカとまるで映写機のように動いていた。犯罪者のゲイ、ロリコン、そんな人物の写真を見ながら記録する。学歴、学歴と言われまっとうに努力した奴もこんな仕事だと聞く。いい仕事じゃないと言う奴も多い。
警察に入りたての頃は、もっと理想に溢れていた。
20で学校を卒業したての頃は、自分が警察になろうなんて意志もなかったし、社会なんてなんとでもなると本気で思っていた。
学生時代の自由な空気に満たされていたのだが、ある程度社会とゆう物が解りだし、そんな社会に適応しようと選んだ仕事が警察だった。
警察の試験を5度も落ちながらなんとか警察にはなれた。
警察の下で、やりたい仕事もなかなかさせてくれない。面白くない。そんな現実に葛藤する。
大した学歴ではない。ただ、学生時代遊んでいた奴らからは羨ましい一面もあるようだ。
警察の仕事とゆうと雑用。子供の頃、1番なりたくなかった自分になっていくようだ。どうしようもない不満。
そんなある日、自分の携帯に学生時代の担任のおばさんから電話があった。

「高校廃校になるんだって」そう言われて、自分は少し残念がる。
「アルバムある?」
「はい」
「楠君、卒業式の日に来てなかったよね。今度浩二君達が卒業式に来てなかったって、廃校になる高校で卒業式を挙げない?」と言った。
「卒業式ですか」
「私が貴方の祝辞を用意した」

個人的に卒業式に行けなかったから嬉しかった。
浩二もよしはるも祝ってくれるそうだ。
皆高校時代の友人達だ。

「はいお願いします」と答える。

浩二とよしはると先生と一緒に高校へ向かった。
高校は誰もいなくて、管理さんから体育館の鍵をもらって、
旧校舎の体育館に行く、浩二とよしはるは椅子を用意して座って、
自分を見つめていた。
壇上に上がり、先生の祝辞を聞く、そして家から持ってきた、卒業証書を読んでもらう。高校時代はヤンキーだった自分、思い出として卒業式に出れたのを少し涙を拭く。浩二とよしはるは卒業証書を僕に手渡されて拍手してくれた。
そして同じ卒業式に行けなかった、よしはるにも証書を渡した。

4人だけの卒業式

思い出にスマホで画像を撮った。

2024/01/19 20:09

しんたろう
ID:≫ 1eytETH/W5xF6
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