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流血表現注意
高校生の夏
●●「辰哉くん!」
深澤「どうした?」
●●「なんでも〜!」
深澤「なんでだよ!!」
いつも通りの日常、いつも通りの会話、いつも通りの辰哉くん。
当たり前だと思っていた明日が、こんなにも、苦しいなんて思ってもいなかった。
[水平線]
[水平線]
[水平線]
深澤「●●、俺ね……引っ越すことになったんだ。」
●●「……え?」
深澤「ん、ごめんね。」
●●「、そっか。」
深澤「遠距離、でもいい?」
●●「いいよ、どこに引っ越すの?」
深澤「……東京。」
●●「え、」
ここは京都。辰哉くんが引っ越すのが東京。
行けない距離ではないけど流石に遠いなぁ。
深澤「……俺、立派なアイドルになって戻ってくる。●●を迎えにいく。」
●●「アイドルが恋愛しちゃだめでしょ?」
深澤「●●なら、いいでしょ?」
●●「どう言うことッw」
深澤「……無理して笑わなくていいんだよ?」
●●「え?」
●●「ん、大丈夫。」
深澤「そっか。」
●●「私も、立派な先生になって待ってるから。」
深澤「うん、待ってて。」
●●「楽しみにしてる。」
深澤「ライブ決まったら呼ぶね?」
●●「早いわっ!わら」
深澤「わら」
[水平線]
[水平線]
深澤「京都最後のデート。」
●●「また京都来てくれるんじゃないの?」
深澤「間違えた。俺が引っ越す前最後。」
●●「ん、」
[水平線]
その時異変が起きたんだ。その時の記憶はないっと言ったら嘘になる。
覚えておくのが辛くて、悲しくて、苦しくて、記憶から抹消しようとした。
[明朝体]辰哉くんが、死んだ。[/明朝体]
一瞬の出来事だった。辰哉くんが危ないからって歩道を歩いてくれて、そしたら、トラックが突っ込んできて……
辰哉くんが、私の盾になってくれて……辰哉くんが血まみれになって……
痛かった、苦しかった、何よりも、辰哉くんがいなくなっちゃうことに怖くなった。
必死に辰哉くんの名前を呼んで、手を握って。
●●「死なないで!私を、置いていかないで!」
何よりも必死だった。もうどうなってもいいから辰哉くんだけは……
●●「辰哉くんがいなくなったら、私、もう、どうしたらいいかわかんないよ……」
私を置いていかないで。
死なないで。
そこからの記憶はもうない。
気づいたら救急車で辰哉くんと一緒に運ばれて。
気づいたらお医者さんの悲しい顔があって。
気づいたらトラックのおじさんが辰哉くんのお母さんに謝っていて。
気づいたらみんなお葬式場泣いていて。
気づいたら辰哉くんの遺骨が私のお家にあった。
辰哉くんのお母さんが、私にくれたんだって。
全然知らなかったなぁ。
死ぬなら、私も一緒に死にたかった……
トラックのおじさん、なんで私も一緒に殺してくれなかったんですか。
●●「辰哉くん……」
私の人生は空っぽになって、もう何もする気力がなかった。
もう、どうでも良くなった。
生きている心地がしなかった。
なんなら死んだほうがまし。
辰哉ママ「●●は、辰哉の後追いなんかしないで、生きて。辰哉の分まで生きて。」
辰哉くんのお母さん、何言っているの?
私は、もう耳まで聞こえなくなったのかなぁ。
脳に異常があるのかも。
じゃあ、死んだほうがいいね。
辰哉くん、今すぐそっちにいくからね?
大好き。
高校生の夏
●●「辰哉くん!」
深澤「どうした?」
●●「なんでも〜!」
深澤「なんでだよ!!」
いつも通りの日常、いつも通りの会話、いつも通りの辰哉くん。
当たり前だと思っていた明日が、こんなにも、苦しいなんて思ってもいなかった。
[水平線]
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深澤「●●、俺ね……引っ越すことになったんだ。」
●●「……え?」
深澤「ん、ごめんね。」
●●「、そっか。」
深澤「遠距離、でもいい?」
●●「いいよ、どこに引っ越すの?」
深澤「……東京。」
●●「え、」
ここは京都。辰哉くんが引っ越すのが東京。
行けない距離ではないけど流石に遠いなぁ。
深澤「……俺、立派なアイドルになって戻ってくる。●●を迎えにいく。」
●●「アイドルが恋愛しちゃだめでしょ?」
深澤「●●なら、いいでしょ?」
●●「どう言うことッw」
深澤「……無理して笑わなくていいんだよ?」
●●「え?」
●●「ん、大丈夫。」
深澤「そっか。」
●●「私も、立派な先生になって待ってるから。」
深澤「うん、待ってて。」
●●「楽しみにしてる。」
深澤「ライブ決まったら呼ぶね?」
●●「早いわっ!わら」
深澤「わら」
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深澤「京都最後のデート。」
●●「また京都来てくれるんじゃないの?」
深澤「間違えた。俺が引っ越す前最後。」
●●「ん、」
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その時異変が起きたんだ。その時の記憶はないっと言ったら嘘になる。
覚えておくのが辛くて、悲しくて、苦しくて、記憶から抹消しようとした。
[明朝体]辰哉くんが、死んだ。[/明朝体]
一瞬の出来事だった。辰哉くんが危ないからって歩道を歩いてくれて、そしたら、トラックが突っ込んできて……
辰哉くんが、私の盾になってくれて……辰哉くんが血まみれになって……
痛かった、苦しかった、何よりも、辰哉くんがいなくなっちゃうことに怖くなった。
必死に辰哉くんの名前を呼んで、手を握って。
●●「死なないで!私を、置いていかないで!」
何よりも必死だった。もうどうなってもいいから辰哉くんだけは……
●●「辰哉くんがいなくなったら、私、もう、どうしたらいいかわかんないよ……」
私を置いていかないで。
死なないで。
そこからの記憶はもうない。
気づいたら救急車で辰哉くんと一緒に運ばれて。
気づいたらお医者さんの悲しい顔があって。
気づいたらトラックのおじさんが辰哉くんのお母さんに謝っていて。
気づいたらみんなお葬式場泣いていて。
気づいたら辰哉くんの遺骨が私のお家にあった。
辰哉くんのお母さんが、私にくれたんだって。
全然知らなかったなぁ。
死ぬなら、私も一緒に死にたかった……
トラックのおじさん、なんで私も一緒に殺してくれなかったんですか。
●●「辰哉くん……」
私の人生は空っぽになって、もう何もする気力がなかった。
もう、どうでも良くなった。
生きている心地がしなかった。
なんなら死んだほうがまし。
辰哉ママ「●●は、辰哉の後追いなんかしないで、生きて。辰哉の分まで生きて。」
辰哉くんのお母さん、何言っているの?
私は、もう耳まで聞こえなくなったのかなぁ。
脳に異常があるのかも。
じゃあ、死んだほうがいいね。
辰哉くん、今すぐそっちにいくからね?
大好き。